あなたのDTMの才能を、スクール講師が認めにくい理由

パソコンで作曲をしたいと思い、DTMスクールに通おうかなとか、実際に通われている方はいるかと思います。

自分で作品を作ったら、スクールの講師の方に聴いてもらうと、様々なアドバイスをいただくことが出来ると思います。

そして、そこで先生から「本当に素晴らしい作曲の才能を持っているね!」って言われたら、嬉しいですよね。

そのように言っていただける講師の方もいるとは思います。

しかし、実際は、なかなか手放しで褒めてもらえることは少ないかもしれません。

 

僕も以前、DTMスクールに通っていて、自分なりに自信作を持ってきて、講師の方に聴いていただいたことがありました。

しかし、なかなか作曲の力を、認めてもらえなかったように感じます。

 

ただ、これには明確な理由があることに気がつきました。

そして、その後の経験から、自分に自信を持つためには、必ずしもスクールの講師の方に認めてもらうレベルになる必要がないことも分かったのです。

 

そこで今回は、なぜそのようなことが言えるのか、僕自身の経験を交えて説明したいと思います。

 

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認めてもらえない悔しさ

僕は以前、DTMスクールに通っていました。

自分で歌も入れていて、そのときの自信作を聴いてもらったことがありました。

そのとき言ってもらったのは、

「君のキャラなら、違う方向性にした方が良いと思う。」(僕が歌っている曲に対して)

「ギターを演奏しないなら、本物とわからないレベルにまでしないとダメ」

「なぜ、みんなと同じようなジャンルの曲を作るのか」

というような、やんわりとした否定をまずされました。

そして、最後に言っていもらったのは、あまり気が進まない感じで、

「もしかしたら、才能があるといってもいいのかもしれない。」

という言葉でした。

 

そのとき、僕が感じたのは、自分がやりたい方向性を否定された悔しさでした。

割とショックで、一週間ずっと思いつめてしまった記憶があります。

そして、ダメだしを受けたにも関わらず、具体的な解決策を示していただけなかったことに対して、困惑もしました。

「才能があるかもしれない」といっていただいたことは、嬉しかったのですが、

最終的に、本当に自信を持って良いのかどうかよくわからない気持ちになりました。

 

また、それ以降、DTMのスクールではありませんが、ボイストレーニングの先生にも曲を聴いていたことはありました。

そのときは、否定的な言葉はありませんでしたら、「打ち込みでここまで出来るんだねー」くらいの、割とさっぱりとした感想という感じでした。

 

そして、僕は思いました。

先生っていうのは、多くの人に知識やテクニックを教えることには長けている。

しかし、必ずしも、生徒一人ひとりの感性やオリジナリティに応えられるわけではないのかもしれない、ということです。

考えてみれば、多くの生徒を抱えて教えていくわけですから、個別に対応するというのは難しいのかもしれません。

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立場上そのように言っている

そして、もう1つ僕が気がついたことは、立場上そのような発言をしているのではないかということです。

僕は、ビジネスを学ぶためにある人から学んでいます。

その方がこのようなことを言っていました。

「もし、ビジネスをする方法が分かっているか、その才能に恵まれているのであれば、僕から学ばずに既に結果を出しているはずです。」

たしかに、そうだなと思いました。

そして、このことから思ったのは音楽でも、もし十分な才能があるのであればスクールに行く必要がないということです。

 

講師と生徒という関係は、圧倒的な作曲の知識や技術の差があるからこそ成り立ちます。

極端に言えばもし、講師が自分で自分の生徒に、「君には天才的なものすごい才能がある!!」と言ったなら。

生徒の方は、「じゃあ、学ぶ必要ないんじゃないか?」と思ってしまうかもしれません。

これにより、講師と生徒の関係が壊れてしまいかねません。

そして、生徒が去れば、講師の方からは収入が減ってしまいます。

 

ですから、講師の方は、「昔より成長した」ということはあっても、自分を超えるほどの才能があることは、まず認めないと思います。

逆に、講師と生徒の力の能力の差が大きければ大きいほど、関係は維持されます。

つまり、講師にとっての収入が安定します。

そのため、自分を守るために、生徒の才能を全面的に認めようとしないというのはあると思います。

 

そのため、なかなか実力や才能が認めてもらえないとしても、それは講師と生徒の関係上の発言である可能性があります。

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自信をつけるためには、素人に聴いてもらう

誰でも、人に褒めてもらったり、認めてもらうと嬉しくなるものです。

もちろん、僕もそうです。

せっかく作った作品で、自分でも「最高に上手くできた!」と思えたら、他の人にもそう言ってもらいたいですよね。

 

そのためには、どうすればいいのか。

それは、音楽の素人に聴いてもらうのが良いと思います。

素人の方なら、きちんとオリジナルの曲を作ることが出来る時点で、ほぼ確実に褒めてもらえます。

尊敬もしてもらえるでしょう。

そして、それは自信とやる気に繋がっていきます。

 

「素人に聴いてもらうなんて、何て向上心の無い…」

と思われるかもしれません。

しかし、自分に自信を持つためには、素人の方を感動させられるレベルに達していれば、それで全く問題がありません。

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音楽を聴く人の99%以上は、作曲の素人

音楽を聴く人の99%以上は、作曲の素人です。

自分で作曲をしている人なんて、学校であれば同じ学年に1人~2人くらいしかいないと思います。

もちろん、近年はDTMが盛んになってきてはいます。

そのため、作曲をする人は増えてきているとは思います。

 

しかし、僕が会社に勤めていたときは、40歳代の上司に、「音楽ってパソコンで作れるの?」と言われたこともあります。

DTMをする人が増えてきたといっても、それはパソコン関係に強い若年層が多いと思います。

そのため、感覚的には100人いたら作曲ができるのは1人くらいではないでしょうか。

 

そう思ったら、作曲ができるのあれば、既にあなたは十分すごいです。

多くの人に、尊敬されるべき人なのです。

 

では、これに対して、DTMスクールで講師をしている人はどれくらいいるでしょうか。

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99.99%の人は、DTMスクールの講師ではない

トップの人ほど、人数が少なくなる

作曲ができる人を100人集めたら、DTMスクールで教えることができるレベルの人は、その中に1人もいれば多い方なのではないかと思います。

 

そうなると、

作曲できる人 100人中1人

講師になる人 作曲できる人100人中1人

なので、DTMスクールの講師になるレベルの人は、多く見積もっても100×100で1万人に1人です。

割合で言えば、0.01%です。

 

本当は99%の人に、「すごいね、自分には作曲なんてできない。才能あるよ。」

と言ってもらえるはずなのに、全体の0.01%しか居ない講師の人に認めてもらえず、自信が持てない…。

これって、すごく非効率なのではないかと思います。

 

ですから、たとえ講師の人に認めてもらえなくとも、あまり気にする必要はありません。

 

ちょっと聴こえは悪いですが、僕が思うのは、

自分より実力のある人から、技術や知識を学んだり、盗む。(盗むといっても、盗作はダメですよ)

そして、作り上げた作品を素人に聴いてもらう。

これが、一番いいのかなと思っています。

 

こうすれば、どんどん力は身につくし、自信も沸いてきます。

ファンも増えてくることでしょう。

そうすれば、もっとファンをもっと喜ばせたくなって、ますます実力に磨きをかけていきます。

これによって、とてもいい循環が生まれます。

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まとめ

ここまで説明してきたように、DTMスクールの講師の方がもし自分の才能を認めてくれなかったとしたら、以下の様な理由が考えられます。

 

・知識やテクニックを多くの人に教えるのには長けているが、個人の才能や独自性までは対応しきれない

・講師と生徒の関係を崩してしまうかもしれないから、手放して褒められない

 

そして、たとえ講師の人に認めてもらえなくても、きちんと作曲ができるなら99%の人からは尊敬されます。

是非、自信をもって作曲していきましょう。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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