ユータのDTM講座・第2回「耳コピの重要性と方法」(約21分)

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↓動画の内容をテキストでも説明しています。

耳コピをすると、
作曲をする力を
身に付ける上で
オイシイことばかりです。

まず、作曲を一度も
したことがなくても、
既存の作品を真似して
作ることで作曲の体験を
することができます。
これが、自信に繋がって
くるんですよね。

僕も、上手く自分の好きな
ゲームの曲を再現して
友人に「これはすごいね!」と
言ってもらえたとき、
本当に自信が持てました。

また、耳コピをするために
曲を何度も何度も聴くので、
曲の中身がどんどん理解
できるようになります。

これは料理に例えると、
「どんな素材か?」
「調味料は?」
「調理法は?」
「盛り付け方は?」
など、じっくり食べて
理解するような感じです。

ただ「美味しいなー」と思って
食べるだけでは、同じ料理を
作ることはできません。

しかし、料理が上手な人は、
ただ食べるだけでなく料理の
中身を知ろうとします。

作曲も、これと同じです。
ただ聴いて、「いい曲だなー」
と思って終わるのではなく、
「どんなメロディか?」
「どんなリズムか?」
「使われている楽器は?」
「曲の構成は?」
など考えて聴きます。

そして、それらを理解して
自分のものにできるように
なったら、あなたは同じ曲を
再現することができます。

特に、パソコンで
作曲する場合、作曲ソフトで
あらゆる楽器の音を
再現することができます。

そのため、
特にメロディやリズムを
きちんと把握することが
できれば、ほとんど同じ曲を
再現することができるのです。

ここまでくれば、あなたには
作曲の力がかなり身に
ついてきたといっても
良いでしょう。

ただ、なかなか慣れないうちは
耳コピがうまくできないと
思います。

そこで、
第1回の講座でお伝えした、
音楽の最低限必要な2つの要素
「メロディ」と「リズム」を
聴きとっていくといいです。

 

具体的には、
バンド系の曲であれば
「メロディ」を
ボーカル・ギター
「リズム」を
ドラム
が主に担当しています。

そのため、ボーカル・ギター
およびドラムの聴き取りから
していくとスムーズです。

 

バンドの構成楽器には
もう1つ、ベースと呼ばれる
大切な楽器があります。

しかし、ベースは音程が低く、
メロディも表に出てこないので
なかなか聴き取りにくいです。

僕も始めは、
ベースの音がなかなか
聴き取れませんでした。

しかし、何曲か耳コピを
していく内に力が付いてきて、
ベースの音も聞き取れるように
なったのです。

 

その他、
耳コピをしやすくする方法には、
以下ものがあります。

 

☆テンポの遅い曲を選ぶ

曲の流れるスピードが速いと、
なかなかメロディが
聴き取りにくいです。

そのため、
はじめはゆったりとした曲を
選ぶようにします。
もしくは、スマホアプリの
機能で曲のテンポを
遅くするのが効果的です。

 

☆音がハッキリした曲を選ぶ

曲の中には、
楽器の音に強い効果がかかった
ものもあります。

例えば、ギターアンプで強く
歪(ひず)んだ音などです。
効果が強くかかった音は、
メロディラインが
聴き取りにくい場合が
あります。
そのため、
音程がハッキリした
曲を選ぶと聴き取りが
しやすいです。

 

☆使われている楽器の数が
少ない曲を選ぶ

複数の楽器が使われている
曲では、それぞれの楽器が
別々のメロディを
演奏していることがあります。

そのため、
メロディを聞き分けるのが
難しい場合があります。

なので、慣れない内は、
なるべく使われている
楽器の数が少ない曲を
選ぶとよいでしょう。

ボーカル・ギター・
ベース・ドラム
で構成されている
シンプル構成のバンドや曲を
選ぶのがオススメです。

 

 

 

今回は、
耳コピについての講座でした。

第3回の講座では、
ロックバンドにおける
「ドラム」と「ベース」に
ついて詳しく説明します。

ドラムは「ドラムセット」
といって、複数のドラムや
シンバルがセットになって
配置されています。

そのため、どんな楽器が
あるのか、最初はなかなか
理解できないと思います。

また、ベースがどんな楽器で
どんな役割なのかも、
つかみづらい所と思います。

僕も、はじめはそうでした。
でも、曲作りをする中で、
次第にそれらが分かるように
なりました。

楽器それぞれがどんなものか、
また曲における役割が
分かると耳コピや作曲が
しやすくなります。

次回の講座で詳しく
解説しますので、
楽しみにしていてください。

その前に、第2回の動画から
耳コピについてバッチリ
理解しておいてください。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。