作詞が難しいとき、少し具体的なテーマから考えてみよう!

歌のある曲を作るときに避けて通れないのが、作詞です。

 

作詞って、作文とはまた違う難しさがありますよね。

作文はやったことがあっても、作詞はやったことが無いと、なかなかできないと思います。

 

僕も、最初は作詞が本当に苦手でした。

1番だけすごくがんばって作ってもらってから、2番以降は作詞が得意な友人にお願いしてもらうなどして何とかやっていました。

 

そんな僕でしたが、今では何曲も作詞をしてきたおかげで、一人で1曲分の作詞をできるようになりました。

 

そこで今回は、僕がこれまで作詞してきた中で、効果的だった方法について紹介します。

 

少し具体的なテーマから考える

作詞をするときの1つの方法として、少し具体的なテーマを元に、そこから広げて考えていくというのがあります。

 

例えば、前に僕が書いた歌詞のテーマで「脱走をしようとしている囚人」というものがありました

 

これは、以前友人と一緒に音楽活動をしていたとき、彼が新曲を作ったときに言ってくれたテーマです。

 

友人が作った曲を聴きながら、テーマを踏まえて情景を思い描くと、とても具体的な世界がイメージされました。

そして、それを言葉にしたいという気持ちになったのです。

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イメージを膨らませる

「脱走しようとしている囚人」というテーマから、僕はいろいろなイメージや言葉を膨らませました。

 

薄暗い夜の光景や、何者かから逃げ惑う者や、どこまでも追いかけてくる腕など、自分なりにイメージを膨らませたのです。

 

また、

「囚われの魂」

「灰色の迷路」

「逃走経路」

「張り巡らされた無数の罠」など、

連想する言葉を思いつく限り書き起こしていきました。

 

作詞をする曲そのものと、ちょっと具体的なテーマがあれば、かなり世界をイメージしやすくなります。

 

そして僕は最終的に、「誰もが見えざる何かに縛られていて、自由に生きることができないのではないか。しがらみを振りほどいて自由を勝ち取るんだ!」そんなメッセージの曲にしたい、という思いにいたりました。

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やんわりとストーリーを入れる

僕は作詞するとき、主張したいことを書く場合と、ストーリーを描く場合があります。

今回紹介したのは、ストーリーを入れたものです。

膨らませたイメージを、一つの物語として仕上げていきます。

 

とはいっても、僕の場合そこまでかっちりとやるのではなく、やんわりと流れが感じられるものにしています。

その方が、聴くときに、はっきり言わない部分を想像で補って楽しむことが出来るのが良いと思います。

 

それでは、どんなストーリー展開にしているか、実際の歌詞で説明したいと思います。

ニコニコ動画で、ボーカロイド版が聴けます。

こちらも、聴いてみていただければと思います。

→「underworld」(ボーカロイド版)

 

曲名:「underworld」 作曲:いとちん

作詞:ユータ(当時の名前はTas9(たすく))

【歌いだし。無数の罠から逃げ惑うシーンから始まる】

囚われの魂たちだけ
行きついた灰色の迷路で
画策する逃走経路に
張り巡らされた無数の罠

【最も盛り上がるサビ。どこまでも追いかけてくる者から、ひたすら全力で逃げる。
それは闇夜にうごめく腕(かいな)
奴はどこまでも追い掛けてくんだ
誰も触(さわ)れない箱の中身を見透かしてるんだ
全て投げ出して走れ
あいつに捕まる前に突き進め
罪悪感が重力に引きずり込まれる前に

 

【2番の歌いだし。「滴り落ちる雫」が、シーンの変化の到来を告げる。】
満月は冷たい瞳で
無機質な感情を見下す
錆付いた配管の雫が
漆黒の夜を切り裂いた

 

【ちょっと曲調が変わるシーン。牢獄に囚われる前、自分が純粋だったころから、変わっていく様を描く。】
まだ覚えてる 汚れずにいた
透き通る泉の中 したたり落ちる
黒の滴(しずく)が 知らぬ間に瞳を染め

 

【2番のサビ。自分というものから、人間そのものの醜さにフォーカスする。】
ここは欲望渦巻くガイア
表に張りついている裏側は
醜悪な人の姿を今も隠し続ける
悪魔はどこで生まれた?
いつも背中の後ろで笑ってる
全てを引きずり落とすため闇に潜み続ける

 

【最後のサビに向け、覚醒の兆しを描く】
こんな世界を映していた
夢の中で見た

 

【最後のサビ。しがらみを振りほどき、「夜明け」に向かって生まれ変わろうとする心情を描く】
障壁貫く腕(かいな)
隙間からこぼれた光求め
闇夜に映る太陽の面影を焼き付けて
今すぐここから出るさ
まとわりついた柵(しがらみ)振りほどいて
夜明けの空に終わり無き憂うつは葬り去れ

 

この曲は、曲調やテーマがダークなものとなっていますが、

最後で希望が持てるようなストーリーの作詞にしています。

 

このように、歌い始めがネガティブなイメージから始まり、最終的にポジティブになるという流れにすると、

聴いていて気持ちが上がってくるので、良いと思います。

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まとめ

ここまで説明してきたように、作詞をするときはちょっと具体的なテーマ設定をして、そこからイメージを膨らませるといいです。

 

そして、ある程度ストーリー性を持たせて、ネガティブな方向からポジティブな方向で締めくくるとまとまりやすいです。

 

是非、参考にしてみてください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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