「beatmaniaIIDX(ビートマニアツーディーエックス)」、通称「弐寺(にでら)」をプレイしていると、様々な用語を耳にすると思います。
ただ、はじめたばかりで知らない用語を聞くと、「?」って感じになりますよね。
僕も最初は、独特の用語に困惑することもありましたが、現在は上手く使いこなせるようになりました。
そこで今回は、弐寺をやりはじめた方が知っておくと役立つ、用語と使用例について説明します。
もくじ
良く使うもの
以下、弐寺のプレーヤーが普段よく使う用語を説明します。
弐寺(にでら)
「beatmaniaIIDX」の愛称です。
使用例)
「やっぱ弐寺は最高だよねー!」
「弐寺ってスタイリッシュな曲が多いよね。」
譜面(ふめん)
画面に流れてくる、音符の配置のことです。
譜面は1つの曲に対して、難易度順に、「NORMAL(ノーマル)」「HYPER(ハイパー)」「ANOTHER(アナザー)」の譜面が用意されています。
(一部、「ANOTHER」が無い曲もあります。)
「NORMAL譜面」、「HYPER譜面」などの様に使われます。
このように、譜面は曲全体の配置を指す場合と、部分的な配置のことを指す場合があります。
また、弐寺は通常、1つのターンテーブルと7つの鍵盤で遊びます。
しかし、2人でもプレイできるように、もう1セット、ターンテーブルと7つの鍵盤が用意されています。
弐寺には上級者向けに、2つのターンテーブルと14個の鍵盤を操作する「ダブルプレイ」というものがあります。
そして、ダブルプレイ用に、さらに「NORMAL」「HYPER」「ANOTHER」の3つの譜面があります。
(ダブルプレイも一部、「ANOTHER」が無い曲もあります。)
そのため、1つの曲に対し、基本的に6つの譜面が存在します。
使用例)
「譜面を覚えちゃった方が、クリアしやすいよ。」
「この曲、ダブルプレイの譜面の方が実は簡単だよ。」
穴(あな)
「穴って何だよ、落ちるのかよ」と思われるかもしれませんが、これは「ANOTHER譜面」のことです。
「”アナ”ザー」なので、「穴」です。
曲名の頭や後ろに、「穴」をつけてANOTHER譜面のことを表します。
「クリアできるかも…」とうっかりANOTHERを選んで撃沈…
ということもあるので、ある意味本当に「穴」かもしれません。
使用例)
「Vって曲、最初は穴が無かったらしい。」
「穴V、超ムズイ!」
灰(はい)
「灰って何だよ、燃え朽ちたのかよ」と思われるかもしれませんが、これは「HYPER譜面」のことです。
「”ハイ”パー」なので、「灰」です。
曲名の頭に後ろに、「灰」をつけてHYPER譜面のことを表します。
使用例)
「冥灰クリアした!」
良曲良譜面
読んで字の如く、曲も譜面も良いもののことです。
良譜面というのは、基本的にプレイしていて気持ちいいと感じられるような配置の譜面です。
使用例)
「clione(曲名)は良曲良譜面だと思う。」
階段(かいだん)
音符が階段の様になっている配置のことです。
音符の縱の間隔が詰まっている場合、上手く指を使って鍵盤を押さないと、間に合わなくなります。
そのため、一般的に階段は左右に音符が散っているより難しい配置になります。
このため、RANDOMオプションをつけると、階段譜面が左右に散りやすくなり、難易度が下がる場合があります。
使用例)
「この曲、ずっと階段だったよ~。」
「階段配置をバラしたかったら、RANDOMオプションを入れたらいいよ。」
同時押し(どうじおし)
同時押し、複数の鍵盤を同時に叩くこと。また、そのような譜面。
タイミング良く、同時に押さないと、スコアが低くなります。
使用例)
「この曲は同時押しばっかりだ!」
トリル / 交互連打(こうごれんだ)
隣接する鍵盤を交互に叩くこと。また、そのような譜面です。
トリルは、実際の楽器演奏でも、近い音程の音を交互に演奏することを言います。
使用例)
「トリルが苦手です…。」
「練習したから、トリルは問題ない。」
フルコン / 全繋ぎ(ぜんつなぎ)
ミスなくプレイできると、音符の数だけ「コンボ」の数が増えていきます。
全ての音符をミスすることなくプレイすると、「フルコンボ」となります。
「フルコン」はその略です(ほぼ全部言ってますが)。
また、コンボを「繋ぐ」とも言うことから、フルコンは「全繋ぎ」とも言われます。
弐寺では、ミスせず音符をタイミング良く叩くほど、「GOOD」→「GREAT」→「JUST GREAT(光るGREAT)」の順にスコアが高くなります。
しかし、「GOOD」さえ取れていれば、コンボを繋ぐことができます。
フルコンを取ると、最後に「シャキーン!!」と光る演出が見られるので、気持ちいいです。
使用例)
「やっとフルコン取れたよ!!」
「スコアは取れないけど、全繋ぎならできるよ。」
ピカグレ
ピカグレは、ピカピカ光るJUST GREATのことです。
使用例)
「何でそんなにピカグレが取れるんですか?」
光る
ピカグレを取ることです。
ずっとピカグレを取っていると、GREATがずっと光り続けるためです。
使用例)
「あの人ずっと光りっぱなしだね」
「この曲は全然光らない…」
空POOR(からプアー)
「POOR」は本来、音符に対する演奏のタイミングが最も悪い場合に出ます。
しかし、譜面と関係無い鍵盤を叩いたり、ターンテーブルを回した場合でも、「POOR」が出ることがあります。
これを、「空POOR」と言います。
空POORが出ても、コンボが途切れたり、減点されることはありません。
しかし、本来叩く必要の無い鍵盤や、ターンテーブルを回していることになるので、無い方がカッコいいです。
使用法)
「フルコンボはできたんだけど、空POOR出しちゃった。」
縱連打
文字通り、同じ鍵盤を連続して叩くこと、またはそのような譜面のことです。
弐寺の兄弟作である「beatmania」は、鍵盤が5つと少なかったため、必然的に縱連打の譜面がけっこうありました。
しかし、弐寺では鍵盤が7つに増えたことから、縱連打ではなくトリル(交互連打)が主に使われるようになりました。
縱連打は、難しいんですよね。
筋肉をプルプル震わせないと、なかなかできないです。
使用例)
「この曲縱連打がキツイ、筋肉痛になりそう。」
滝
滝の様に、音符が怒濤のように降り注ぐ譜面のことです。
早い話、めっちゃ難しい譜面です。
使用例)
「中盤の滝を乗りこれば、後は簡単だよ。」
「穴冥って、滝が延々と続くね…。」
ラス殺し
曲が終わったかと思ったら、最後に超難しいのが襲ってきて、撃沈してしまうような譜面のこと。
僕は初めてプレイする曲の場合、ラス殺しにやられないよう、最後まで気を抜きません!
使用例)
「Holic(曲名)のアナザーは、ラス殺しがエグい。」
「終わったと思って気を抜くと、ラス殺しを食らうぜ。」
閉店
通常のプレイでは、タイミングよく鍵盤を叩いたり、ターンテーブルを回すと「グルーブゲージ」が高まっていきます。
ミスをするとゲージが減っていきますが、0になっても最後まで曲をプレイすることができます。
しかし、「HARDオプション」をつけると、最初からグルーブゲージが最大になり、ミスする度に減っていきます。
そして、ゲージが0になった途端、ステージが強制的に終了します。
この強制終了が、「閉店」と呼ばれます。
これは、強制終了のときの、「ガシャーーン!」という音とともにシャッターが閉まる演出が、お店の閉店に似ているからそう呼ばれます。
使用例)
「HARDを付けたら、開始10秒で閉店してしまった…」
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まとめ
もっとマニアックな用語は沢山ありますが、今回はよく使う用語をまとめてみました。
この記事に書かれていることを知っておけば、長くプレイしている人と会話がしやすくなります。
是非、活用してみてください。
最後になりますが、僕は音ゲーをやり込んだ末、パソコンで作曲するDTMにもハマっちゃいました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
