皆さんは、異性とお付き合いをしたとき、いつ手を繋ぎますか?
「え?付き合う前から手くらいつなぐよ?」
「初デートかな」
「シャイなので、2~3回目のデートで…」
…など、人それぞれいろんな意見があると思います。
異性とのお付き合いにおいて、最初のゴールラインは結婚だと思います。
手を繋ぐことから始まり、徐々に親密度が高まり、かなり関係が深まった所でようやく結婚するかどうかという段階になるのが普通ですよね。
しかし、手を繋いだことも無い人からいきなり結婚を申し込まれたらどう思いますか?
かなりびっくりしてしまうと思いますが、実際それをしてしまった男がいます。
そう、僕です(笑)
今回は、なぜそのような面白いことをしてしまったのか、お話したいと思います。
もくじ
年齢的に大丈夫だと思ったからやった、後悔はしていない
僕が妻と出会ったのは、自分が28才のときで、妻は27才の時でした。
20才そこそこであれば、まだまだ遊び盛りというところです。
しかし自分はもうじき30才になるし、お互い結婚を視野に入れても問題ないと(勝手に)考えていました。
そんな訳で、付き合ってまだ3ヶ月足らずという時期に、手すら繋いでいない妻にプロポーズをしてしまったのです。
周囲からの圧力が激しかったからやった、後悔はしている
プロポーズをした当時、家族や職場からの横やりがかなり激しかったです。
家族や職場の同僚に会うたびに、「いつ結婚するの?」と言われ続け、僕自身も元々結婚を前提にお付き合いをしていました。(勝手に)
「結婚は勢いが大事だよ!」など、周囲から割りとベタな助言を受けたこともありました。そんな後押しもあり、思いきってプロポーズしてみたのでした。
人生最大のパニックに陥れる
僕が妻にプロポーズをしたのは、所沢のとあるレストランでした。
食事が終わった頃に、特性のプレートに乗せられたチョコレートケーキと、ほとばしる花火が運ばれてきました。
そして英語で「Will you marry me?(僕と結婚していただけますか)」の文字!
最初彼女は、とても不思議そうにそのプレートを見て、「これなんだろう?他の席の渡し間違いかな?」と言いました。
そこで僕は、「いや、間違いじゃないよ。実は、僕と結婚してほしいんだ。」
と言ったのです。
その瞬間、あまりに予想外の展開だったのか、彼女は頭を抱えてテーブルに突っ伏し、激しくパニックになってしまいました。
それまで手を繋いだことも無かったし、結婚の「け」の字も出していませんでした。
そのため、自分で言っておきながら驚くのは無理も無いと思いました。
彼女は「ごめん、ちょっと今はそういうの考えられないかな、、、」言いました。
僕は、「ごめんね、ちょっといきなりすぎたよね」と謝りました。
そして、彼女が冷静さを取り戻してから、店をあとにしたのでした。
ちなみに、お店を出るとき店員さんから満面の笑顔で「この度はおめでとうございます!!」と言われたのをよく覚えています。
心の中で、「それがおめでたく無いんだよなこれが、、、」と心底思いました。
その後も交際は続く
レストランでは、結局「じゃあ、この話は改めて検討ということで、、、」という話になり、とりあえず結婚の話は先延ばしになりました。
結婚してから妻から聞いたのですが、やはり突然のプロポーズにかなり困惑したそうです。
このままこの人と付き合い続けて大丈夫なのか!?と周囲の人に相談したとのこと。
そして、考えた末、付き合い続けてくれることになったのでした。
それまで自分なりに誠意を持って付き合いをしていことが、良かったのだと思います。
最初のプロポーズから1年半を経て、再プロポーズ
最初のプロポーズから1年半経ったとき夏の日、軽井沢旅行の別れ際、車の中で僕は意を決して二度目のプロポーズをしました。
このときは、さすがに二回断られたら、これでもう終わりだと思いました。
そのため、言うのがとても怖かったです。
彼女は、僕のプロポーズを受け入れてくれました。
その日、僕はこの人を一生支えていこうと心に決めました。
僕が考える最適なプロポーズのタイミング
一般的に考えれば、プロポーズのタイミングは付き合ってから1~2年後が無難だろうと思います。
しかし、このようなことを経験してみて僕が思うのは、本当に結婚できる相手なのであれば、いつプロポーズしてもいいということです。
大切なのは、タイミングよりも、どれだけ本気の気持ちを伝えられるかなのだと思います。
もちろん、妻をパニックにしてしまったり、困らせてしまったのは悪かったと思っています。
ですが、そのようなことも乗り越えて無事結婚できたので、今はとても幸せです。
そして、面白いエピソードとして、良い思い出になっています。
おわりに
こんな感じで、かなり不器用な僕なのですが、そんな僕を受け入れてくれた妻に心から感謝しています。
僕から言えることは、先走ってプロポーズしてしまったとしても、誠意を持ってお付き合いしていれば、きっと気持ちは伝わるのではないかということです。
是非、人生最高のパートナーを見つけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。