「歌を上手に歌いたいけど、どうもうまくいかない…」
そんな風に思ったことはないでしょうか。
人それぞれ歌う機会は違うと思いますが、上手く歌えたらいいですよね。
僕も、最初は趣味で曲を作っていたのですが、調子に乗って自分でも歌うようになりました。
そして、はじめて自分の歌を録音して聞いたときの、絶望感(笑)
「自分ってこんなに下手なのか…」
と、辛い現実をまざまざと突きつけられるんですね。
しかし、それから自分なりに歌を練習したり、ボイストレーニングに通ったりして、徐々に上手く歌えるようになってきました。
そこで今回は、歌が上手に聞こえる条件や、歌い方について説明します。
↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
歌が上手に聞こえる4つの条件
僕が今まで歌を練習したり、習ったりしてわかった、歌が上手に聞こえる条件はこんな感じです。
1:音程がちゃんと取れている
2:曲と歌のタイミングが合っている
3:腹式呼吸が出来ている
4:いろいろな歌い方ができる
1と2は、基礎の部分です。
3も基礎ではありますが、ちょっと踏み込んだ段階です。
そして4は、基礎が出来ている前提の、発展段階です。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
音程がちゃんと取れている
歌が上手に聞こえるには、まずこれができる必要があります。
これが全く出来ない場合、いわゆる「音痴」という状態です。
また、ある程度音程は取れているけど、部分的に出来ていない場合、「音が外れている」と言われます。
僕は、はじめて自分の歌を録音して聞いてみたとき、かなり音が外れていました。
本当に、聞けば聞くほど悲しくなりました(笑)
自分ではちゃんと歌えていると思っていたのに、なぜこのようなことになるのか?
自分が歌っているときに聞く自分の声は、口から発せられる音の他に、体が振動して耳に直接伝わる音があります。
しかし、他の人が聞く自分の声は、口から発せられた音しか聞こえません。
口からの声に、自分の体の振動の声がミックスされると、体の響きがミックスされて、いい声に聞こえます。
一人で歌うより、何人もの人の歌が合わさる合唱の方が豪華に聞こえますよね。
そんな感じです。
一方、他の人が聞いている自分の声は、体の響きは含まれません。
自分の歌を録音して聞く場合、他の人が聞くのと同じように、体の響きが入っていない声を聞くことになります。
体の響きが聞こえず、普段の声より貧弱に聞こえてしまう分、音程の外れがとても目立ってしまいます。
このため、自分が思っていたほど上手ではないと感じてしまうのです。
音程を正しく取るためには、まず音程が外れていることを自覚する必要があります。
そのために有効な方法は、自分の歌を録音して、理想の音程とのズレに気がつくことです。
「自分はこんな歌だったのか…」と愕然とする所から、スタートです!
歌いやすい曲を選んで歌い、録音しては意識して音程を直していく。
この繰り返しで、音程のズレはどんどん解消されます。
根気よく、頑張ってください!
僕も何回もこれを繰り返すことにより、音が外れるのがかなり少なくなりました。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
曲と歌のタイミングが合っている
これは、曲のリズムに合わせて上手く歌えているかどうかです。
歌を歌っているとき、音程を取ることに意識が集中していまい、曲に合わせて歌うことが出来なくなっている場合があります。
曲に合わせてリズム良く歌う方法については、下記の記事で詳しく書いていますので、読んでみてください。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
腹式呼吸が出来ている
「音程がちゃんと取れている」「曲と歌のタイミングが合っている」これらのことが出来るようになれば、ある程度上手に歌を歌うことが出来ます。
そして、ここからさらに踏み込んでレベルアップするためには、「腹式呼吸」が必要となります。
腹式呼吸とは、お腹を膨らませたり、へこませたりして息をする呼吸法です。
これに対して、胸を動かして呼吸する方法を「胸式呼吸」といいます。
歌を歌うときは、胸式呼吸より、腹式呼吸を使った方が有利です。
その理由は大きく分けて3つあります。
まず1つは、腹式呼吸の方が、胸式呼吸より大量の息を吸い込むことができるからです。
歌を歌うときは息を吐き出して、その息を喉元にある声帯という器官にあてて音を出しています。
例えば、長く声を響かせるときなどは、それだけ多くの息を必要とします。
もう1つは、腹式呼吸の方が、上半身に力を入れずにすむからです。
声をきれいに出したいときは、上半身に余計な力が入らない方がいいです。
胸式呼吸の場合、どうしても上半身が緊張してしまいます。
上半身がこわばってくると、舌の筋肉が固まって、口の中の空間が狭くなってしまいます。
口の中が狭くなると、きれいに音を響かせたり高い音が出しにくくなったります。
その結果、上手に歌を歌いにくくなります。
もう1つは、安定して息を吐くことができるからです。
胸式呼吸に比べて腹式呼吸は、吐く息の量をコントロールしやすいです。
これによって、安定して息を出し続けることが可能になります。
これができると、息切れがしにくくなったり、高い音程のメロディも歌いやすくなったりします。
腹式呼吸の練習方法については、下記の記事に詳しく記載しましたので、読んでみてください。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
いろいろな歌い方ができる
これまで説明した基本が出来るようになると、よりハイレベルに歌を歌うための基盤が整ってきます。
これらの基本をもとに、曲によってさまざまな歌い方ができると、さらに歌が上手になります。
例えば、
・切ない感じを出すために、歌に吐息を多く入れる
・ビブラート(音程を震わせる歌い方)でより印象的にする
・抑揚をつけて変化を持たせる
など、発展的な歌い方が存在します。
まずは、基本を身に付けていきましょう。
→無料:楽器を弾けなくても、パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る
まとめ
ここまで説明してきたように、以下のことを意識すれば、歌が上手になっていきます。
1:音程がちゃんと取れている
2:曲と歌のタイミングが合っている
3:腹式呼吸が出来ている
4:いろいろな歌い方ができる
まずは、1~3が出来るように、練習していきましょう。
そうすれば、どんどん歌が上達して、さらに歌うのが楽しくなっていきます。
僕のサイトではこの記事以外にも、パソコン1台で自由に音楽を作る方法を数多く紹介しています。
ただ、記事数は200を超える量となっています。
そこで、
僕のサイトに載っている知識やテクニックを、順番に見ていくだけで学ぶことができる
DTM作曲に役立つ合計15本・6時間21分を超える動画レッスンを無料でプレゼントしています。
5年以上の時間をかけて僕が培った、DTMの作曲ノウハウをすべて説明した、他にはない大ボリュームの動画レッスンとなっています。
僕自身、専門的な音楽の勉強や楽器演奏の経験の無いところから、社会人になって作曲ができるようになりました。
そのため、一切経験がない方でも安心して見ることができる内容になっています。
作曲に興味をお持ちでしたら、是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
