ボイトレの頻度は週何回?多すぎるとデメリットになる理由

歌が上手くなりたい場合、ボイトレに行くのはとても効果的です。

先生に直接指導してもらえるので、週に何回も通った方が良いと思われるかもしれません。

 

僕も最初は、行けば行くほど上達できると思っていました。

しかし、僕の経験上、実際は週1回のペースでも問題なく上達できることがわかりました。

むしろ、学校や仕事に行きながら、過度にボイトレに通いすぎるとかえってデメリットになると感じました。

 

そこで今回は、なぜそのように言えるのか説明します。

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

教えてもらったことが消化不良になるから

ボイトレに行くと、一回のレッスンでけっこうなボリュームの内容を教えてもらうことがあります。

呼吸方法・姿勢の取り方・歌うときのイメージも持ち方・発声のメカニズムなど、実にさまざまなことを教えてもらいます。

 

このように沢山教えてもらうと、それをしっかり理解して、できるようになるまで時間がかかります。

歌を歌うのが本業の方なら、練習の時間が沢山あると思います。

しかし、学校や仕事に行きながらボイトレに通う場合、学んだことを吸収するための練習時間がそもそも少ないです。

 

そのため、知識を身につけただけで、それを体得できるレベルに持っていくには日にちを要します。

知識を取り入れるだけでいいならは、机上の説明でも問題ないかもしれません。

しかし、歌は体で行うものです。

そのため、身に付けた知識はきちんと歌として体をもって「できる」レベルにまで持っていかないと意味がありません。

 

ですから、短期間に大量の知識やアドバイスをもらっても、自分のものにできないものがたまっていってしまいます。

これによって、教えてもらったことが消化不良になる可能性があります。

そのため、学んだことをきちんと吸収できるペースでボイトレに通うのが効果的です。

 

このようなことから、僕は最初、週に1回ボイトレに行き、1週間かけて習ったことを習得できるように自主練習をしました。

これによって、教えてもらったことが消化不良にならずにすみました。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

すぐに成長できないから

人は今まで出来なかったことをできるようにするためには、どうしても時間がかかります。

ですから、結果を求めて数日単位でボイトレに通っても、成長が追い付きません。

 

そこで、教えてもらったことを1週間実践してみるのです。

そして、その結果を次のレッスンで先生にみてもらいます。

これでも、問題なく成長することができます。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

「教えてもらっているから大丈夫」と安心してしまうから

お金を払って何度もボイトレに通うと、それだけで何故か安心してしまう恐れがあります。

「勉強しようと思って本を買ってみたけど、結局何もしていない」なんてこと、ないでしょうか?

僕はよくあります(笑)

実際、それと同じような感じで、「お金を払っているから成長してるだろう」と思ってしまうことがありました。

 

しかし、これは完全なまやかしでした。

どんなにお金を払って、知識やテクニックを教わっても、自分で練習しなければ何も変わりません。

事実、僕は歌がどんどん上手くなっていったのは、ボイトレに行くことより、習ったことを自宅で練習しはじめてからでした。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

「上手くなった」と錯覚するから

先生に教えてもらいながら歌うと、1人で歌うより上手に歌えます。

これは、一人で歌っているときに比べて、常に先生が歌い方や姿勢が良くなるように指摘してくれるからです。

 

これは、自転車に補助輪をつけて走ることに似ています。

補助輪があれば、転ぶことなく安全にまっすぐ進むことができますよね。

しかし、最終的には補助輪なしで走りたいと思うはずです。

歌も同じように、最終的には先生の補助なしで上手に歌えるようになる必要があります。

 

しかし、ライブやレコーディングなど、本番で歌を歌うときはもちろん先生はいません。

そのため、本当の実力があるということは、自分一人でも上手に歌う力が身に付いているということです。

ですから、先生の前で上手に歌えても、それは上手くなったように感じられる錯覚です。

 

僕も、よくこの錯覚にかかっていました。

ですが、真の実力をつけるためには、これを打破していく必要があります。

そのため僕は、なるべく先生に言ってもらったことは、次にボイトレに行くときはあまり指摘をされなくてもすぐにできるようになることを意識しました。

その結果、先生から「前より成長が早くなったね!」と言ってもらえるようになりました。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

どんどんお金がかかるから

また、ボイトレに行きまくると、単純にお金がどんどんかさみます。

お金に余裕があるのでればいいのですが、できる限り支出は抑えていきたいですよね。

ですから、僕は最初の半年くらいは月4回にして、慣れてきてからは月2回にしました。

これでも、しっかり上達していくことはできます。

無料:パソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

まとめ

ここまで説明してきたように、ボイトレは単に行きすぎるとかえってデメリットになることもあります。

今回ご紹介したことを意識しつつ、しっかり自主的・積極的に取り組んでいけば、無駄なく成長していくことができます。

是非、試してください。

 

また、僕のサイトではこの記事以外にも、パソコン1台で作曲をするための知識やテクニックを数多く公開しています。

歌を歌って、自分で作曲できるようになれば、ものすごく楽しく、自由に音楽製作や音楽活動ができるようになります。

 

ただ、紹介している記事の数は100を越えるので、1つ1つの記事を読んでいくのにはけっこう時間がかかります。

そこで、僕のサイトに載っている知識やテクニックを、順番に見ていくだけで学ぶことができる

DTM作曲に役立つ合計15本・6時間21分を超える動画レッスンを無料でプレゼントしています。

 

5年以上の時間をかけて僕が培った、DTMの作曲ノウハウをすべて説明した、他にはない大ボリュームの動画レッスンとなっています。

興味があれば是非、チェックしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連ページ