Cubaseで曲作りをするとき、曲の速さを決めることによって、自分のイメージに合ったものにすることができます。
これには、曲の速さを表すテンポを決めることで実現できます。
テンポは別名、BPM(Beats Per Minute)とも呼ばれます。
今回は、Cubaseにおけるテンポの設定方法について説明します。
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テンポについて
音楽で言うテンポとは、「1分間に拍が何回発生するか」を表します。
拍は、最も基本的なリズムの単位です。
テンポは、別名「BPM(ビーピーエム)」とも呼ばれます。
BPMは「Beats Per Minute」の略で、日本語で「1分あたりの拍」です。
テンポが速くになるに従って、より激しい曲になっていきます。
テンポの詳しい説明や、決め方については、以下の記事で詳しく説明しています。
こちらも是非、参考にしてみてください。
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テンポ設定の方法
それでは、Cubaseにおけるテンポ設定の仕方を説明します。
テンポ設定は、下記の、音楽の再生や停止などを行う「トランスポートパネル」を使用します。
もし、表示されていない場合は、キーボード左上の「F2」ボタンを押すことで、再表示したり消したりできます。
テンポは、下記赤枠内の部分に表示されています。
標準では、120になっています。
120以外のテンポにするには、「TEMPO」と書かれているところをクリックします。
(Cubaseのバージョンによって、表示の違いがある可能性があります)
そうすると、下記のようにテンポの数字が明るく点灯します。
この状態で、数字の所をダブルクリックすると、数値をキーボードで入力できるようになります。
入力したら、Enterキーを押して完了です。
また、テンポの数字をクリックしたまま、マウスを上にスライドするとテンポを上げることができます。
逆に、下にスライドすればテンポが下がります。
これによって、スムーズにテンポを変化させて、丁度いい値を見つけていくことができます。
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クリック音
Cubaseには「クリック音」といって、テンポで設定した速さで拍の音を鳴らすことできる機能があります。
これによって、曲のスピード感を確認することができます。
下記のように、トランスポートパネルのテンポ設定のすぐ上に、「CLICK」と表示されている部分があります。
ここをクリックすることで、クリック音を鳴らすどうか設定できます。
クリック音は「ピッコッコッコ、ピッコッコッコ」という音です。
小節の最初の拍は、他より少し高い音になっています。
4拍子なら、1拍目が高い音で、それ以外は少し低い音が鳴ります。
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まとめ
ここまで説明してきたように、テンポ設定を適切に行うことで、より自分の思い通りの曲を作ることが出来ます。
是非、試してください。
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ただ、個別の記事を読んでいてもなかなか全体の流れはつかみづらいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
