Cubaseの打ち込みで使う「MIDIトラック」とは?


こんにちは、絶対に楽器を弾かないミュージシャンのユータです。


Cubaseでの作曲は、トラックという単位で行っていきます。

打ち込みをする場合は、「インストゥルメントトラック」と「MIDIトラック」の2種類を使うことができます。

インストゥルメントとは「楽器」の意味であり、インストゥルメントトラックはどんな音か、楽器かを表す音源のデータもセットになっているトラックです。

 

一方、「MIDIトラック」は、音源データは入っておらず、楽譜だけのようなトラックです。

2種類のトラックの特徴や使い分けについては、下記の記事に詳しくまとめていますので、こちらをご覧ください。

「Cubaseの使い方【入門編】打ち込みで使う2種類のトラック」

 

本記事では、MIDIトラックの使い方について説明します。

 

↓記事と同じ内容を、動画でも説明しています。真ん中の再生ボタンより、ご覧下さい。

MIDIトラックの使い方

まずは、Cubaseを起動して、空のプロジェクトを作成しておきます。

プロジェクトの作成方法は、下記の記事にまとめていますので、こちらをご覧下さい。

「Cubaseの使い方【入門編】プロジェクトファイルの作成・保存」

 

MIDIトラックを使う場合、トラックの作成とは別に音源を立ち上げる必要があります。

以下の流れでMIDIトラックを作成し、利用します。

1.MIDIトラックを作成する

2.音源を立ち上げる

3.MIDIトラックと音源をリンクさせる

 

1.MIDIトラックを作成する

プロジェクトを作成したら、下記の赤枠内で右クリックして、「MIDI トラックを追加」を選択します。

もしくは、下記の様に画面上部のメニューから、

「プロジェクト(P)」→「トラックを追加(A)」→「MIDI…(M)」を選択してもいいです。

そうすると、以下の様な画面が表示されます。

左側の赤枠の「カウント」は、MIDIトラックを追加する数です。

ひとまず、初期値の「1」で大丈夫です。

複数のMIDIトラックを追加したいときは、2以上にします。

そして、「トラックを追加(a)」をクリックします。

そうすると、以下の様にMIDIトラックが追加されます。

MIDIトラックの場合、左上に以下のような横線3つのアイコンが表示されます。

ちなみに、下記の様に赤枠内のトラック名をダブルクリックすると、名前を入力できます。

好きな名前を入れて、Enterキーを押せばトラック名を変更できます。

 

2.音源を立ち上げる

次に、音源を立ち上げます。

音源とは、音を出すために必要で、楽器のようなものと思っていただければいいです。

画面上部のメニューから、「デバイス(V)」→「VST インストゥルメント(S)」を選択します。

すると、以下の様な画面が表示されます。

下記の赤枠の空欄になっているところを、クリックします。

以下の様に、Cubaseに入っている音源が選べるようになります。

「Synth」→「HALion Sonic SE」(ハリオンソニックエスイー)を選択します。

HALion Sonic SEは、Cubaseに最初から入っている音源です。

この音源は、マルチティンバー音源といって、1つの立ち上げると最大16個の楽器の音を同時に出すことができます。

すると、以下のようなメッセージが表示されます。

これは、簡単にいうと「HALion Sonic SEの音が出せるMIDIトラックを一緒に作成しますか?」ということです。

ここでは、1つ前の手順で既にMIDIトラックを作っていますので、「キャンセル」を選びます。

そうすると、以下のような画面が表示されます。

これが、HALion Sonic SEの操作画面です。

HALion Sonic SEの操作画面

簡単に画面の見方を説明すると、以下のような感じです。

左側に、16個の音源を選ぶ所があります。

画面下のキーボードを押すと、選んだ音を鳴らして、どんな音か確かめられます。

音源を読み込む場合、下記の「▽」マークをクリックします。

ちなみに、最初の状態では1番目のチャンネルのみ、「First Contact」っていう宇宙人と出会ってるっぽい音が読み込まれています。

次に、以下の様な音色(おんしょく)を選ぶ画面になります。

音色はどんな音かを表すもので、要は楽器の種類です。

右上には、いくつの音色があるのか、数字で示されています。

以下の黄色枠の所に、キーワードを入力すると、該当する音色が表示されます。

英語で入れる必要がありますので、ご注意ください。

ここでは、キーワードに「piano」と入れてみます。

どんな音色でもいいですが、ここでは「Hard Grand Piano」を選んでみます。

下記赤枠内の音色の名前を、ダブルクリックします。

そうすると、音源の画面で、下記の様に選択した音色の名前が表示されます。

これで音色を読み込んだので、音源の画面は右上の「×」を押して閉じます。

 

3.MIDIトラックと音源をリンクさせる

現状では、MIDIトラックと音源がそれぞれ立ち上がっただけの状態です(下図)。

MIDIトラックと音源は繋がっておらず、音は出ない

MIDIトラックに打ち込んだメロディを、音源で奏でるために、2つを関連付ける必要があります。

これを、「リンクする」と言います(下図)。

MIDIトラックと音源をリンクさせ、音が鳴るようにする

これは例えるなら、楽譜を楽器演奏者に渡すようなイメージです(下図)。

楽譜があって、楽器演奏者がいるだけでは音は奏でられません。

楽器演奏者に楽譜を渡すことによって、奏でたい音が鳴るようになります。

まず、音源とリンクさせるトラックを選択します。

下記の様に赤枠部分をクリックします。

次に、以下の赤枠部をクリックします。

そうすると、現在立ち上げている音源が表示されます。

先ほど立ち上げた、「HALion Sonic SE」がありますので、選択します。

そうすると下記の様に、「HALion Sonic SE」が表示され、リンクされた状態になります。

また、以下の様に初期状態では、リンク先のチャンネルが「1」になっています。

今回は音色の選択時に、16個ある内の1番目を使っているので、これでOKです。

また、今回は1番目の音源を使っていますが、上記赤丸部をクリックすると、下記のように音色の番号を選ぶことができます。

例えばここで、「2」を選択した場合、2番目の音色を使うことができます。

この場合、下記の様に音色の選択画面で、2番目の欄で音色を選んで読み込んでおく必要があります。

下記赤丸内の灰色のマークをクリックすると、音源の操作画面を再表示させることができます。

下記の様に、2番目の欄に音色を読みこみます。

そうすると、MIDIトラックで「2」の番号を指定して音を出すことができます。

 

トラックが作成できたら、メロディを打ち込んでいくことが出来るようになります。

打ち込みの方法は、以下の記事にまとめていますので、こちらをご覧下さい。

「Cubaseの使い方【入門編】ピアノロールによる打ち込み」

 

まとめ

ここまで説明してきた流れで、MIDIトラックを使用することができます。

慣れない内は、手順が多く感じられるかもしれません。

しかし、何度もやっている内に自然にできるようになります。

MIDIトラックを使うと、複数の音色が1度に使えて便利なので、是非試してみてください。

 

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