長い人生、時には
どこに向かえばいいのか、
分からなくなって
迷うこともあると思う。
俺も、今まで色んな
場面で迷うことがあった。
一番大きかったのは、
サラリーマンだったとき。
自分が本当にやりたいことが
分からなくて、
どう生きていけばいいか
分からなかった。
答えが出せず、
結局、人に言われた仕事を
ただこなしていく、
そんな日々だった。
焦燥感にかられ、
自分の存在というものが
おぼろげに感じられた。
自分の価値を見出せず、
死んでしまおうと
思ったこともあった。
あなたにも、
自分がどこに向かって
いくべきか、
答えが出せずに
路頭に迷ってしまう
こともあるかもしれない。
ただ、俺はそんな日々を
超えて、今は自分が
本当にやりたいことに
打ち込める日々に
たどり着いた。
今、俺が思うのは、
人生に迷っているなら、
「迷う」という気持ちを
存分に味わってみるのも
いいんじゃないかということだ。
人によっては、
幼いころから
自分のやりたいことを
見つけて、
一直線に迷わず
進んでいる人も
居ると思う。
しかし、誰しも
そうなるわけではない。
俺の場合は、
人生の目的が見つかったのが
33歳のときだ。
それまで、色んな経験を
したり、やりたくないことも
やったり、漫然と過ごすことも
あった。
ただ、それもそれで
人生なんだと思う。
だから、無理に
「人生に迷っている自分はダメ」
とか思う必要はない。
それに、人生に迷ったことがあるなら、
迷うの無い人生を送っている人が
経験していないことを味わっている。
生きていれば、色んな感情を味わう。
だから、人間は
色んな感情を味わうために、
人生を生きているとも言える。
俺はミュージシャンなので、
そんな人生の迷いを
歌と歌詞で表現した曲を
作ってみた。
もし、興味を持ってくれたなら、
聴いてみてくれ。