Cubaseでよく使う6種類のトラックとは?

Cubaseで曲作りをするとき、トラックと呼ばれる基本単位を編集して作業を進めていきます。

用途によって様々な種類のトラックがありますが、最初はどんなものがあるか、すぐにはつかみづらいと思います。

 

僕も最初は、どんなトラックがあって、どう使っていけばいいのかよく分かりませんでした。

しかし、現在は数多く曲作りをする中で、よく利用するトラックやその用途がよく分かるようになりました。

 

そこで今回は、Cubaseで曲作りをするときに、主に利用するトラックについて説明します。

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

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打ち込み用のトラック

最も基本的なものとして、メロディやリズムを打ち込みために使用するトラックがあります。

これには、2種類があります。

使い方はほとんど同じですが、少しだけ違いがあります。

 

MIDIトラック

MIDIトラックは、最も基本的な打ち込み用のトラックです。

MIDIは「Musical Instrument Digital Interface」の略で、鳴らす音の音の高さや強弱を電子楽器同士でやりとりしたり、データとして保存したりするための規格です。

 

MIDIトラックでは、音の高さや音の強弱など、楽譜の様な情報を打ち込んでいくことができます。

ただ、これには、「どんな音で鳴らすか」という情報は入っていません。

なので、MIDIトラックだけでは音を鳴らすことができません。

そのため、別に音源を立ち上げて音が鳴るようにする必要があります。

 

MIDIトラックでは、楽譜データと、どんな音を鳴らすかを表す音色(おんしょく)データが別になります。

これによって、後で簡単に音色を切り替えることができるなど、利点があります。

 

また、MIDIトラックと音源が別々になっているので、複数のMIDIトラックで音源を共有できます。

1つの音源で複数の音が出せる「マルチティンバー」対応の音源なら、その利点を十分に活かすことができます。

 

詳しい使い方については、下記の記事をご覧下さい。

「Cubaseの使い方【入門編】MIDIトラック」

 

インストゥルメントトラック

MIDIトラックでは、メロディやリズムを打ち込むのと同時に、音源を別途立ち上げる必要がありました。

インストゥルメントトラックでは、トラック内に音源データをセットで設定できます。

インストゥルメントは、日本語で「楽器」を意味します。

このトラックは、作成するときに、同時に音源も立ち上げることができるので便利です。

 

その一方、トラックの中に音源情報が含まれているため、他のトラックからその音源を使うことができません。

つまり、1つインストゥルメントトラックを立ち上げると、その都度音源が立ち上がることになります。

このため、1つの音源から1つの音が出せる「シングルティンバー」の音源が、インストゥルメントトラックを使うのに適していると言えます。

 

詳しい使い方は、下記の記事からどうぞ。

Cubaseのインストゥルメントトラックの使い方

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オーディオトラック

オーディオトラックは、打ち込み用のトラックとは違い、音波の形をそのままデータにしたものが記録されるものです。

また、その波形データに対し、様々な加工をすることができます。

 

エフェクトといって、音にいろいろな効果をかけたり加工したりできる機能があります。

オーディオトラックでは、非常に多くのエフェクトを使うことができるのが大きな利点です。

打ち込み用のトラックにも使えるエフェクトもありますが、オーディオトラック用のエフェクトの方が数が多いです。

 

また、オーディオトラックは、打ち込み用のトラックと違い、最初からどんな音になるかデータ化されています。

このため、音を再生するときにパソコンにかかる負荷が打ち込み用のトラックより少なくて済みます。

打ち込み用のトラックでは、譜面データからどんな音にするか、リアルタイムで処理をする必要があるからです。

 

オーディオファイルについて詳しくは、下記の記事をご覧下さい。

「Cubaseの使い方【入門編】オーディオファイルの読み込み」

「Cubaseの使い方【入門編】オーディオファイルのメリット」

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FXチャンネルトラック

FXチャンネルトラックは、少し特殊なトラックです。

オーディオトラックなどに使用するエフェクトがありますが、これには2種類の使い方があります。

 

1つはインサート方式といって、元の音そのものに変化を加える方法です。

もう1つはセンド方式といって、元の音と分岐させた音に対して、エフェクトをかけて元の音に合流させる方法です。

 

このセンド方式で、元の音と分岐させた先でFXチャンネルトラックを使用します。

つまり、FXチャンネルトラックはエフェクト専用のトラックです。

FXはEffecs(効果)を省略したものです。

 

インサート方式では、エフェクトの音を大きくするほど、元の音がどんどん変わっていきます。

その一方、FXチャンネルトラックを使えば、元の音に影響を与えずに、エフェクトがかかった音だけ音量調整をすることができます。

 

この辺りについては、下記の記事で詳しく記載しています。

「DTMでエフェクトを効果的に使うための2種類の使用法」

「DTMでエフェクトをセンド方式で使う4つのメリット」

「Cubaseの使い方【ミックス編・エフェクト】センドの設定方法 」

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テンポトラック

テンポトラックは、曲の途中でテンポ(速さ)を変更したいときに使います。

通常、1曲を通じて曲のテンポが変わらないことがほとんどです。

しかし、最初はゆっくりだった曲が、途中で速くすると印象的になるなど、テンポを変えることで演出を加えることができます。

 

テンポトラックの詳しい使い方は、下記の記事をご覧下さい。

「Cubaseの使い方【入門編】テンポトラックの使い方」

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拍子トラック

拍子トラックは、曲の途中で拍子を変更するときに使います。

拍子は、音楽の基本単位となるもので、「どんなノリになるか?」を表すものです。

多くのポピュラーソングは、4拍子で作られています。

4拍子の曲は、「1・2・3・4、1・2・3・4、…」をずっと繰り返すリズムで作られたものです。

 

この他、「1・2・3、1・2・3、…」を繰り返す3拍子などもあります。

3拍子は、ワルツと呼ばれる曲で使われる拍子です。

 

拍子トラックを使うことは、あまりないかもしれません。

しかし、4拍子の曲が途中で3拍子になってまた4拍子に戻る…

といったトリッキーな曲はときどき有名な曲で見かけます。

拍子トラックを使えば、そのような演出を自分の作品に取り入れることができます。

 

詳しい使い方は、下記の記事にまとめてみました。

「Cubaseの使い方【入門編】3拍子や変拍子にする2種類の方法」

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まとめ

ここまで説明してきたように、トラックには様々な種類があります。

自分がやりたいことによって、使い分けていけば、より面白くてクオリティの高い作品にしていくことができます。

是非、試してみてください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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