音楽活動をするとき、バンドを組むなどグループで活動する場合と、ソロで活動する場合があると思います。
僕はグループでの活動を経て、ソロでの活動を行うようになりました。
それぞれ、メリットとデメリットがあることがわかりましたので、説明したいと思います。
もくじ
グループ活動のメリット
分業ができる
僕は以前、3人グループで活動していました。
そのときは、主にオリジナルCDの製作を行っていました。
そして、メンバー間で音楽製作とCDジャケット製作を分業していました。
分業をすることで、それぞれが自分の作業に集中することができます。
これによって、製作物のクオリティを高めることが出来ます。
また、バンドを組むなら、一人一人が得意な楽器を演奏することで、クオリティの高い音楽を作ることが出来ます。
切磋琢磨できる
グループ時代では、僕ともう一人の音楽製作担当で、競うように曲を作っていました。
相手が新曲を作れば、負けじと自分も新曲を出すような感じで、お互い刺激を与えあっていました。
身近に自分と同じように活動する仲間がいると、モチベーションも高まっていきます。
共同製作で新しいものを生み出せる
グループ活動の場合、自分一人では作ることはできないものを、協力して作りだすことが出来ます。
例えば、作曲と作詞を分担したり、曲の1番を作ったあとに別の人が2番以降の編曲を行ったりできます。
このように、いろいろな形で共同製作を行うことが出来ます。
僕も、そういった分業を数多く行ってきました。
自分が作った曲に対して、「そう来たか!面白いね!」と思える歌詞を作ってもらうこともありました。
また、他のメンバーが作った新曲があまりにカッコよかったので、無断で勝手に歌詞を作っちゃったり(笑)
でも気に入ってもらえたので、その歌詞を採用してもらえて、本当に楽しく作品作りをしていましたね。
負担を分散できる
金銭面など、一人では負担が大きくなることも、チームで分担して費用を出しあえば負担を少なくできます。
グループで活動していたときは、1回業者に頼むと何万円もかかるCDの製作費用をみんなで出しあっていました。
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グループ活動のデメリット
少数意見が潰されやすい
グループで活動をしていると、意見が分かれることがあります。
このとき、少数の意見であっても、状況によっては正しい場合があります。
しかし、少数意見は多数の意見に圧倒されてしまうことがあります。
僕も、度々メンバー間で、誰かしらが少数派になってしまうことがありました。
このとき、「多数決がいつも正しい」となっていると、場合によってグループ全体の活動が良くない方向に進んでしまったり、
1人の意見が尊重されず、泣き寝入りの諦めになってしまうことがあります。
そうなると、悲しい感じになってしまいます。
なので、メンバー間のコミュニケーションを良く取って、全体の方向性を決めたり、思いやりをもってメンバー同士が接したりしていくことが大切です。
メンバー全体の意向に沿う活動や作品にする必要がある
グループで活動する以上、グループ全体の意見を尊重しようとすると、個人の意見だけで方針を決めていくのは難しくなります。
そのため、必ずしも自分のやりたいことができないことがあります。
僕の経験上、自分が作った曲のボーカルを誰にお願いするかや、詞の内容についてメンバー間で意見がぶつかるといったことがありました。
僕は、ある程度グループ活動なら割り切って、個人でやりたいことがあればソロ活動をやっていけばいいと思います。
長い間一緒に活動するのが難しい
人それぞれ考え方が違う以上、グループ活動をすると意見のぶつかり合いが発生することがあります。
長期間活動を続けようとすると、異なる意見がまとまっていくことが必要になりますが、これがなかなか簡単じゃないです。
このため、バンドやグループは5年程度で解散してしまうことが多いです。
実際、僕が活動していたグループはメンバーそれぞれの方向性の違いにより6年弱で解散となりました。
これはもう、自然の流れとして仕方ないところがあります。
どのような活動も、人生のように終わりはあります。
ですから、一緒に活動できる期間を存分に楽しんで、素晴らしい思い出を作ることに集中することが大切です。
僕が組んでいたグループは解散しましたが、一緒に活動した日々は今も色あせることなく、最高な当時の日々として記憶に残っています。
やたらクサい文章になってしまいましたが、本当です(笑)
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ソロ活動のメリット
自分の思い通りの作品作りや活動ができる
グループ活動に対してソロ活動の場合、自分以外の意見が無い分、自分の考えやポリシーを全面に押し出して活動することができます。
例えば、僕は「絶対に楽器を弾かないミュージシャン」として活動しています。
しかし僕がもしグループ活動をしていて、他に「楽器を弾きたい」と考えるメンバーがいるとしたらこのような活動が出来なくなってしまいます。
また、バンドを組んでいた場合、作る楽曲のジャンルなど、方向性が決まっているのが普通です。
別の方向性の活動をする場合、バンドメンバー全員の了承を得るか、別のメンバーで違うバンドを組み直す必要があります。
しかし、個人で活動する場合、誰かに了承をしてもらう必要が無いため、同時に複数の方向性で活動をしやすいです。
例えば、作る曲のジャンルに合わせて名義を変えたり、服装などのイメージを変えたりすることができます。
また、個人で活動するなら、活動方針などの意思決定もスムーズに行うことができるのもメリットです。
活動が長続きしやすい
グループ活動の場合、メンバーの都合や意見の相違などで、長期の活動ができず解散する可能性があります。
メンバーが結婚を期に脱退して、それに伴いグループが解散…という話はけっこうよくあります。
しかし、ソロ活動の場合、自分がやめない限り解散しようがありません。
そのため、自分の意思次第で長く活動を続けることができます。
長く活動出来れば、成功するチャンスも多くなり、実績を積み上げていくこともできます。
僕自身、以前所属していたグループは解散しましたが、その後個人で何年も活動をし続けています。
その中で、作曲指導や編曲の仕事をして、実績を積んでいくことができるようになりました。
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ソロ活動のデメリット
複数の意見や考えが出ない
個人での活動では、一緒に活動する仲間がいません。
このため、一人だけでは考えつかないアイデアが出しにくくなります。
そのため、僕の場合、よく妻に作った曲の感想やアドバイスをもらうようにしています。
このように、個人で活動していても、周囲の人に協力をあおぐことで複数の意見を取り入れることできます。
経済的な負担が増える
グループで分業できることも、ソロ活動ではできないため、作品作りや経済的な負担が増えます。
僕の場合、ソロ活動をするようになってからは、CD作りはなるべく業者に頼まず自分で制作して節制しました。
このように、工夫次第でお金をかけないで済む方法を編み出すことはできます。
やる気の維持が難しい
グループで活動している場合、みんなが同じ方向に向かって進んでいる分、お互いに刺激しあってやる気を維持しやすいです。
その反面、一人の活動では、そのような環境がないため、気分によってやる気が左右されることが多いです。
このため、やる気を維持するのがグループ活動より難しくなります。
僕は、ソロ活動をするようになってからやる気を出すのにとても苦労していました。
これは、グループ活動のときに一緒に曲やCDを作る仲間がいたからやる気を出せていたためです。
しかし、一人でも活動を続けていくと決めた以上、どうにかしてやる気を保つ必要がありました。
僕の場合は、身近にいる妻に、作った曲を聴いてもらって感想を言ってもらっています。
ポジティブな感想であれば、嬉しいのでますますがんばれます。
また、「もっとこうした方がいい」と言ってもらえたら、どうしたらクオリティを高められるか考えることができます。
また、僕は自分の作った曲をホームページやYouTubeに公開していますが、好意的なコメントをいただくことがあります。
そのようなメッセージをもらえると、とても嬉しい気持ちになり「これからもがんばるぞ!」というやる気が湧いてきます。
このようにして、僕はソロの活動でもやる気を維持させています。
なので、たとえ一緒に音楽活動をする人がいなくても、家族や仲のいい友人に自分の作った作品をときどき聴いてもらったり、
インターネットで作品を公開するなどして反応を得られるようにしておくと、個人の活動でもやる気を保つことができます。
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まとめ
ここまで述べてきたように、グループ活動とソロ活動ではそれぞれメリットとデメリットがあります。
自分の特性に合わせて、どちらがいいか決めるといいと思います。
是非、参考にしてみてください。
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僕自身、専門的な音楽の勉強や楽器演奏の経験の無いところから、社会人になって作曲ができるようになりました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。