作曲したメロディ・音楽が「パクリ」と言われてしまう理由

作曲をしていると、プロ・アマチュア問わず、誰しも恐れる「パクリ」問題。

他人が作った曲のメロディと、そっくりなものを作ってしまうと「盗作だ!」と悪評が立ってしまいます。

これ、たとえ悪意が無くても起きてしまう可能性があるんですよね。

 

なぜ、そのようなことが起きてしまうのでしょうか?

僕も、以前自分が作った曲について、友人からある曲にかなり似ていると指摘されたことがありました。

そのときは、その指摘を受けて、メロディを修正しより良いものを作ることができました。

 

そのような経験もあって、なぜパクリ問題が起きてしまうのか原因が分かってきました。

そこで今回は、そのようなことが起きてしまう理由について説明します。

 

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

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パクリ問題がなぜ起きるか

ときおり、音楽業界で盗作、パクリ疑惑が発生しますよね。

盗作・パクリは、著作権を侵す窃盗、ドロボーと同じです。

なので、発覚すれば警察に捕まり、自分に多大な損害が発生します。

 

そのため、多くのミュージシャンや音楽家は、おいそれと他人の作品のアイデアをパクることは無いと思います。

そもそも、そのつもりが無いことがほとんどと思います。

 

もちろん、最初から悪意があって他の人の作品のメロディやアイデアを「無断でそのまま使う」のは犯罪です。

このような場合は、本人が自覚してやっているので、ほんとやめてくださいって感じです。

 

しかし、そのような悪意や意図がなくても、パクリや盗作と言われてしまうことがあります。

問題となるのは、そちらのケースです。

これには、主に3つのパターンが考えられます。

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創作の元となる音楽が、頭の中に少ない

音楽を創るには、創作の元となる音楽が頭の中に入っている必要があります。

音楽を全く知らない人が、メロディを創るのはまず不可能だからです。

もし、一生の内に誰かの音楽に一度も触れなければ、例え天才であっても、人生の内に何か原始的なリズム音楽を創るしかできないでしょう。

 

そのため、誰かが創った音楽を元に、自分のオリジナルの作品を創ることになります。

最も基本的な音楽の創作は、誰かが創ったメロディの断片を、自分なりに並べ替えて作り直すことです。

このため、頭の中のメロディの断片の種類が多いほど、独創的な作品が創れます。

 

しかし、頭の中に取り入れた音楽やメロディの断片があまりにも少ないと、自分で創ったときに結局似たようなものになりやすいです。

その結果、元の音楽と同じメロディを無意識に創ってしまいやすくなります。

 

プロのミュージシャンや音楽家の場合、様々な音楽を聴き影響を受けているのでこのようなことにはなりにくいです。

しかし、音楽を創り始めたばかりの場合、自分の知っている作品が少なく、このようなことが起きてしまいがちです。

 

しかし、実はそれはごく自然なことと言えます。

音楽はもちろん、創作は全てまず他人を真似ることからはじまるからです。

 

自分の頭の中に様々な音楽を取り入れたり、メロディの欠片を自分なりにさらにアレンジすることができれば、この類の問題は次第に解決していくことができます。

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偶然的に一致してしまっている

ただし、様々な音楽を頭に取り入れたり、十分に自分なりにアレンジをしたとしても、結果的にメロディがそっくりになってしまうことがあります。

実際に、プロの音楽の世界で起こりえることです。

 

これには、ポピュラー音楽の成り立ちが大きく関係しています。

ポピュラー音楽の9割以上は、基本的に7つの音を使った7音階で作られています。

学校で習う、「ドレミファソラシド」です。

「え、ピアノには黒い鍵盤もあるし、もっと多くの音階が使われているのでは?」

と思われるかもしれません。

 

たしかに、ピアノに配置されているのは、黒い鍵盤も含めて12音階あります。

この12音階が、低い音から高い音に向けて繰りかえし配置されています。

 

しかし、やはりポピュラー音楽では、12個の音階から7つを選んで使う7音階が使われているのです。

例えば、「レ」の音を基準にして、その音から音程が上がって「ドレミファソラシド」に聴こえる7つの音が使われるという具合です。

もちろん、7つの音以外も使われることもあります。

しかし、曲全体の中で、7つの音が基本的によく使われるのです。

 

なぜ、7音階なのでしょうか?

これは、音楽スクールで習ったことですが、音楽の長い歴史上沢山の曲が作られた中で、「これが人間が聴いていて一番心地よい!」という結果になったからだそうです。

12音階を使って盛んに音楽が作られた時代もあったようですが、こちらはあまり発展しなかったようです。

 

このように、使われている音が基本的に7つしかないため、無限に思えるメロディもどこかでぶつかってしまうことがありえます。

このため、意識していなくても自分が作ったメロディが他の人とかぶってしまうということが起きるのです。

 

さらに、音楽は7つの音をランダムに使うわけではなく、「メロディの最後はこの音で終わりやすい」などの、一定の法則があります。

こういったこともあり、より知らずの内に他人の作品と類似してしまうことが起きるのです。

 

このように、本人に悪意が無かったとしても、結果的に他人の作品を「パクった」ように見えてしまうことがあります。

こうなってしまうと、悪意を持って行ったかどうかは、本人にしか分かりません。

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作品全体が完全に一致することは、ほとんどない

ただ、曲の一部のメロディが似ていたり、そっくりになってしまったとしても、本気で盗作しようとしない限り最初から最後までメロディが完全一致することはほとんどありません。

例えば、歌いだしのメロディはよく似ているけど、サビは違うといった感じです。

 

また、メインメロディ以外の他の楽器をどう使うかのアレンジ、曲全体の雰囲気、歌詞なども、作る人によってかなり変わってきます。

 

このようなことから、僕は、曲の一部のメロディがよく似てしまったとしても「そういうこともある」と割り切っていいのではないかと思います。

よく、「この曲とこの曲がよく似ている!パクリ疑惑あり!」のような話題が上ることがあります。

ただ、曲が完全一致していないのなら、「まぁ、音楽って一部似ることもあるよね」ってさらっと流すくらいでいいのかなと思います。

さながら、「同姓同名の人がいるな~」くらいの感覚でも、いいのではないかと思います。

 

もちろん、苦労して(してないかもしれないけど)作った他人の作品を、盗作することは決していいことではありません。

ただ、何から何まで完全に独立したメロディにするというのは、そもそも無理があると僕は思います。

そのようなことに怯えていると、作品作りがままならないです。

 

音楽を作る人が、自分のオリジナリティを出そうと努力をしているということは前提として必要と思います。

その上で、自分含めみんながもう少しメロディの類似に寛容になれば、誰もが活き活きと創作することができると思います。

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まとめ

ここまで説明してきたように、自分が創った音楽が他人の作品と類似してしまうのにはいくつか原因があります。

オリジナリティを出していくことも大切ですが、精一杯作品を創ったのであれば、ある程度寛容に作品を受け止める姿勢があってもいいと思います。

 

また、このような疑惑を持たれないようにするための方法について、下記の記事にまとめてみました。

こちらもご興味ありましたら、ご覧下さい。

「作曲したメロディ・音楽をパクリと言わせない為に必要なこと」

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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