ロックが作曲しやすいジャンルである3つの理由

作曲をしようと思ったとき、どんなジャンルの曲を作っていくか最初は迷うこともあるかと思います。

僕も最初、いろんなジャンルの曲に挑戦しました。

そして、現在は主にロック系の曲を作るようになりました。

ロックというジャンルは、単純に好きというのもあります。

でも、けっこう作りやすいジャンルでもあると感じています。

 

そこで今回は、ロックが作りやすい音楽ジャンルと言える3つの理由を紹介したいと思います。

 

↓記事の同じ内容を、動画でも説明しています。中央の再生ボタンから、ご覧下さい。

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楽器構成がシンプルでわかりやすいから

ロックを作る場合、基本的な構成はボーカル・ギター・ベース・ドラムです。

曲によっては、この他の楽器が追加されることもありますが、基本は上記の4つです。

 

例えば、ポップスというジャンルの場合、楽器の構成がかなり不定です。

アイドル系の曲もあれば、電子音を中心とした曲もあります。

このように、ポップスの場合、同じジャンルの中でも路線によって曲の雰囲気が変わります。

それによって、楽器構成が多彩に変化します。

いろんな表現が出来るのはいいですが、その分どんな風に作ったら良いか迷ってしまうこともあると思います。

 

一方、ロックの場合は、基本の4パートの構成でジャンルが確立します。

構成がシンプルな分、わかりやすくて、曲作りの迷いが少なくなります。

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コードを使わなくても何とかなるから

作曲をするとき、コードと呼ばれる和音を使うことが数多くあります。

コードは、例えば「ド」「ミ」「ソ」の音を同時に鳴らす和音です。

例えば、ピアノ演奏では左手でコードを弾き、右手でメロディを弾くという方法が一般的です、

また、ロックバンドにおいては、ギターがコードを弾くのが一般的です。

 

コードの知識を身につけるには、ある程度勉強が必要です。

しかし、コードを使わなくても、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの4パートで合奏すれば、きちんと曲として形にできます。

僕は、ロック系の曲を作ってきましたが、最初はコードの知識なしで何曲も作ってきました。

 

もちろん、コードを使うとより曲に深みを出したり、彩りを持たせることができます。

ただ、最初は自分の感覚を頼りに作って、後から必要に応じてコードを取り入れていくというのでも遅くはありません。

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アレンジがしやすいから

ロックを作っていて、良かったと感じたのはアレンジのしやすさです。

基本的なロックの楽器構成を主軸にしながら、作りたい曲の雰囲気によって適切な楽器を追加することで、思い通りのアレンジにすることができます。

 

例えば、ちょっとオシャレな雰囲気を出したければ、ピアノや弦楽器など、電気を使わないアコースティック系の楽器を追加します。

また、シンセサイザーの音を追加すれば、無機質でサイバーな感じを表現することができます。

このように、基本の楽器構成に、様々な楽器を派生的に追加していろんな雰囲気の曲を作りやすいのです。

 

「ロックの基本構成に対して、どのような楽器が追加されているのか」を意識して、自分が好きなロックバンドの曲を聴いてみると、どんなアレンジがされているか気づくことができます。

そうすると、自分の作曲に新たな方向性を取り入れやすくなります。

 

例えば、僕がよく好きで聴いている「MAN WITH A MISSION(以下、マンウィズ)」というロックバンドがあります。

マンウィズのパート構成は、ボーカル・ギターボーカル・ベース・ドラム・DJの5人構成です。

ギターボーカルは、ギターを弾きながら歌も歌う人です。

 

マンウィズの場合は、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの基本の楽器に、「DJ」という要素が入っています。

DJはクラブハウスと呼ばれる、音楽を流して好きに踊って過ごすところで音楽を流す人のことです。

 

DJは、踊りを楽しめることに特化した「クラブミュージック」を流したり、レコードをこすって独特の音を出す「スクラッチ」という演奏が出来たりします。

このため、マンウィズの場合は通常のロックバンドの構成に対し、クラブミュージックの様な音が追加されていたり、スクラッチの音が入っていたりします。

これによって、バンド独自のサウンドを作っています。

 

このように、ロックバンドがどのような楽器や音を追加して個性を出しているのかに着目すると、面白いです。

そして、そのバンドの特徴をうまく盗んで、自分の曲に取り入れれば、表現の幅が広がります。

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まとめ

ここまで説明してきたように、ロックは以下の理由で作曲しやすいジャンルといえます。

・楽器構成がシンプルでわかりやすい

・コードを使わなくても何とかなる

・アレンジがしやすい

 

是非、興味があればロックの作曲にチャレンジしてみてください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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