近年、パソコンで音楽製作を行うDTMにおいて、オンラインレッスンを受けることができるサービスが増えてきています。
ただ、実際にどのようなメリットやデメリットがあるのか、経験が無いと中々イメージしにくく、一歩踏み出しにくいと感じることもあるかと思います。
オンラインレッスンには、あなたの知らない数多くのメリットがあります。これらを知っておくことで、一層オンラインレッスンが楽しみになり、有意義な時間にすることができます。また、デメリットを押さえておくことで、きちんと事前に対策を考えることができます。
この記事では、DTMのオンラインレッスンで得られる数多くのメリット・デメリットについて解説します。
もくじ
オンラインレッスンレッスンのメリット
自宅に居ながらレッスンを受けられる
オンラインレッスンの最大のメリットは、インターネット環境があれば自宅に居ながらレッスンを受けられることです。
これによって、数多くのメリットが生まれます。
移動時間・交通費がかからない
まず、自宅でレッスンを受けられるので、教室まで移動する時間や交通費が一切かかりません。
僕は以前、自宅から1時間以上かけて電車でDTMスクールに通っていたことがありました。
そのときは、夕方から開講される講義を受けていたので、家に着くころには23時になっていて、それがストレスでした。
しかし、オンラインスクールであれば、こういったことは一切発生しません。
自分のDTM環境が使える
自宅でレッスンを受けることができるため、普段使っている自分のパソコンのDTM環境をそのまま使うことができます。
これによって、使い慣れた環境でレッスンを受けることができるので、とても安心です。
どのような形式のスクールで学ぶせよ、最終的には自分のDTM環境で音楽製作をすることになります。
オンラインレッスンなら、自分のDTM環境を基準に選ぶことができるのです。
これは、僕のかつての痛い経験なのですが、以前通っていたDTMスクールで、あるときから授業の一部科目において自分のDTM環境が未対応になってしましまいた。
具体的には、僕はWindowsPCを使っていたのですが、突然Mac限定の授業になってしまい、一部の科目でほとんどの授業の内容が役に立たなくなってしまったのです。
僕としては事前に高額の授業料を支払っていたので、それがとてもマイナスになってしまいました。
すでにかなりの金額をDTMの環境に投じていたため、今更MacPCに切り替えるわけにもいきませんでした。
しかし、オンラインレッスンでは、そもそも受講者のPC環境が優先されるため、そのようなことにはなりません。
そのため、安心して受けることができます。
人との接触機会を無くすことができる
新型ウイルスの感染拡大等の理由により、他人との接触機会を減らす必要がある場合、自宅から受けることができるオンラインレッスンはとても安全で安心です。
自宅から受けることができるため、他の人やレッスンの先生とも直接接触することはありません。
これによって、安心してレッスンを受けることができます。
遠隔操作で直接使い方を教えてもらえる
オンラインレッスンのサービスによっては、遠隔操作で直接こちらの画面を動かしてもらい、教えてもらうことも可能です。
例えば、作曲ソフトの使い方が分からないときに、具体的にどの画面のどこをクリックして…というレベルで詳しく指導してもらうことができます。
これによって、通常の多人数向けの講座では対応してもらえない、かなり細かい操作方法まで教えてもらうことができます。
都合に合わせてレッスン時間を調整できる
多くのオンラインレッスンでは、自分の都合に合わせてレッスン時間を調整することができます。
そのため、仕事やアルバイト、家事の合間の時間をうまく活用して学ぶことができます。
通常のDTMスクールに通う場合は、何曜日の何時から、というように時間が決まっています。
そのため、スクールのカリキュラムに予定を合わせなければなりません。
しかし、オンラインレッスンでは多くの場合、受講者の都合に合わせて受講可能な日程を柔軟に決めることができます。
メールサポートがあれば、後で何度も質問ができる
オンラインレッスンは、サービスによってはレッスン時以外にもメールサポートを受け付けている場合があります。
通常の通いのDTMスクールの場合、授業の合間のわずかな時間しか質問ができません。
そのため、質問をしても時間の関係で十分な回答が得られない場合があります。
実際、僕がスクールに通っていた時にそのようなことがありました。
しかし、メールサポートがあれば、レッスンの時間に聞き忘れたことを後で質問することができます。
これによって、より深いレベルで作曲スキルをアップさせることができます。
録画対応のサービスであれば、何度も復習ができる
サービスによっては、レッスン風景を録画したデータを送ってもらえる場合があります。
これによって、当日教えてもらった内容を忘れてしまっても、後で何度も見返して復習することができます。
通常のスクールの場合、そのようなことはまずできません。
僕が以前通っていたスクールでは、講義内容の著作権を守る関係で、講師のお話をボイスレコーダーで録音することすら禁じられていました。
オンラインレッスンでは決まった授業内容ではなく、個人に対してカスタマイズされた内容を教える関係で、このようなことが可能になっていると考えられます。
世界中どこからでもレッスンを受けられる
自宅からレッスンを受けられるのがオンラインレッスンの魅力ですが、インターネットに繋がっていれば世界中どこからでもレッスンを受けることができます。
あなたがもし、ノートパソコンを利用していて、その中にDTM環境を整えていたなら、ノートパソコンを持ち歩くことで移動先のどこからでもレッスンを受けることができます。
オンラインレッスンのデメリット
数多くのメリットがあるオンラインレッスンですが、デメリットや注意点もあります。
高速のインターネット環境が必要
オンラインなので当然ではありますが、インターネット環境が必須となります。
また、ビデオ通話を使うことがメインなので、高速回線がないと円滑なやり取りができなくなる可能性が高いです。
低速の回線であったり、複数人が同時に同じ無線LANを使っていたりすると、ビデオや音声通信が乱れてしまう可能性がありますので要注意です。
光回線があれば基本的に問題ありませんが、無線LANを使っていて、オンラインレッスン中は同居している家族などが動画の視聴や同じくビデオ通話などをしていないのが望ましいですね。
同居人がいる場合、注意が必要
一人暮らしの場合は問題ありませんが、家族と同居している場合、ある程度お互いに気遣いが必要になります。
これは通常の電話のときと同じですが、あまり周囲が騒がしいと、落ち着いてレッスンを受けられないからです。
そのため、「この日のこの時間にオンラインレッスンを受けようと思うけど、大丈夫?」など、事前に家族に確認を取っておくといいですね。
講師との相性がある
オンラインレッスンにも、グループレッスンと個別レッスンがあります。
特に、個別レッスンの場合は、講師の方から一対一の指導を受けることになります。
このとき、講師の方と自分との相性が合っていないと、楽しくスムーズにレッスンを受けられない可能性があります。
講師も受講者も一人の人間なので、個別レッスンでは特に波長の合う・合わないが如実に出てきます。
また、作曲に対する考え方や価値観も、講師の方とマッチしている方が良いです。
例えば、講師の方はより多くの人に聴いてもらいやすかったり、売れやすい曲を作るのが大切と考えている。
その一方で、受講者は、たとえ聴き手が少なくなったとしても、自分の表現した音楽を作るのが優先したいと考えている。
このように、講師と受講者で考え方が大きくずれていると、効果的にレッスンを受けられない可能性が高いです。
講師の方との相性や、作曲に対する考え方が近いかどうか確認するためにも、複数のところで体験レッスンを受けた上で判断することが大切です。
ちなみに、僕も個別レッスンをしていますので、僕の発信に共感していただいておられる場合、楽しくレッスンを進められると思います。
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まとめ
ここまで、オンラインレッスンのメリット・デメリットについて解説しました。
☆メリット
・自宅に居ながらレッスンを受けられる
– 移動時間・交通費がかからない
– 自分のDTM環境が使える
– 人との接触機会を無くすことができる
・遠隔操作で直接使い方を教えてもらえる
・都合に合わせてレッスン時間を調整できる
・メールサポートがあれば、後で何度も質問ができる
・録画対応のサービスであれば、何度も復習ができる
・世界中どこからでもレッスンを受けられる
☆デメリット
・高速のインターネット環境が必要
・同居人がいる場合、注意が必要
・講師との相性がある
このようなメリット・デメリットを意識することで、一層オンラインレッスンを有意義な時間にすることができます。
そして、高い目的意識を持って取り組むことができ、あなたのDTMスキルが一層高まっていきます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
