人の性格って、血液型に左右されると言われていますよね。
A型は真面目、AB型は自由奔放、O型はマイペースなどと言われることがあります。
それぞれ良い面と悪い面があると思いますが、なぜか断トツで評判が悪い血液型があります。
そう、B型です。
そして、僕は生粋のB型です(笑)
B型の評判が悪いのは、「自己中心的な性格」と言われているからです。
僕自身も、そのような性格が露呈して、いろいろと困ったこともありました。
しかし、現在は意識して自己中心的なところを抑えることができるようになりました。
今では、「えっ!?B型なの?嘘でしょ?」と言われることもあるくらいです。
そこで今回は、そのような性格が抑えられるようになった経緯について、説明します。
B型は周りが見えない
「B型は自己中」と言われますが、それは何事も「自分にとって利があるか」という基準で行動しているためです。
でも、人間をはじめ生物であればすべてそのように考えて行動しています。
ただ、人間は集団生活の中で生きているため、自分が属する集団の利を考えます。
しかしB型の場合、「利があるか」の範囲が、自分が属する集団というより、自分自身であることが多いです。
つまり、あまり周りを見ていないか、気にしていません。
そのため、集団行動をしているときなど、周囲の期待とのずれが生じたり、迷惑をかけたりしてしまうことがあります。
一杯のコーヒーがもたらす、周囲の期待とのズレ
これはささいなことですが、実家で生活していたころこんなことがよくありました。
休日の午後、両親や姉とリビングで過ごしていたとき、ふとコーヒーが飲みたくなりました。
そして、コーヒーを入れて飲みます。
しかし、決まって姉から、「またあんただけ一人で飲んで!気が利かないんだから!」と言われます。
僕にしてみれば、コーヒーが飲みたくなったのは自分であって、自分が飲みたいから飲んでいるだけなのです。
「自分が飲みたいなら、自分で入れればいいじゃないか…?」と思ってしまいます。
しかし姉にしてみれば、「キッチンにコーヒーを作りにいったのなら、みんなの分もついでに作ってくれてもいいじゃない」という感覚です。
このようなやりとりが何度かあったため、最初は「飲みたい人が作ればいい」という考えでしたが、次第に「他に飲みたい人もいるかもしれない」という考えに変わっていきました。
そして、コーヒーを作るときは意識して他の人の分も作るようになりました。
現在では、意識しなくても、自然と他の人の分を作れるようになったのです。
自分だけではなく、家族全体の利益を求めるようになったと言えます。
このように、家族という最小単位の集団生活から、周りを見ることや、他の人のことを考えられるようになります。
このことは、家族といるとき以外の場面でも変化をもたらしました。
例えば友人とレストランに食事にいったとき、お水がセルフサービスの店では、まっ先に自分がみんなの分を持ってくるようになりました。
ささいなことではありますが、友人関係にもいい影響が出ると思います。
家族への迷惑
他に、家族へ明らかに迷惑をかけてしまったこともあります。
これは幼いころであれば、血液型に関係なくあるかもしれません。
それは、ポテトチップスなどの美味しいスナック菓子を見つけると、自分一人で食べ尽くしてしまうことです。
これは、さすがに両親にも怒られました。
しかし、怒られることで学び、成長することができるのです。
現在では、ちゃんと他の人を気遣って、お菓子を残すようにしています。
また、どうしても我慢できなくてお菓子を食べてしまった場合、同じものを買ってくるようになりました。
家庭での経験が、性格を形成する
このように、B型で自己中な性格であっても、経験から学ぶことで行動を改善することができます。
しかし、大人になっても、周囲の迷惑をかえりみない人はときどき見かけるかもしれません。
その人は、家族というもっとも基本的な集団生活の中で、「周りの人を気遣う」ということを学ぶことができなかった人なのかもしれません。
ちなみに、僕の妻は、姉から「あの子は小さいころ本っ当に大変だったんだから!今は大分マシになったけど、迷惑かけたらごめんね。」と言われていたそうです。
僕は、姉に迷惑をかけたのは、今回紹介したコーヒーとお菓子の件くらいかなぁなどと思っていますが、実際はそれだけでは無かったみたいです。
自覚症状が無いあたり、まさに自己中ですね(笑)
ただ、僕が以前の自分から変われたのは「意識していないとすごく自己中心的な行動を取ってしまう」と、常に気を付けるようになったからだと思います。
まとめ
ここまで説明してきたように、僕のような生粋のB型自己中でも、家族の中で周りを思いやることを学べば変わることができます。
B型の方、是非自分の悪いところは意識して抑え、いいところを最大限に出していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。