皆さんは、飛び出す絵本を知っていますか?
本は通常平面ですが、飛び出す絵本では絵が立体的に出てくるものです。
僕は小さいころから、紙工作が好きでよく作っていました。
そんな僕の得意分野を、恋愛で生かせないか!?と思い、超本気で飛び出す絵本を作ってみることにしたんです。
そこで今回は、僕が作った飛び出す絵本について、全容と作り方について説明します。
もくじ
イメージしたのは、夜空を飛ぶサンタのソリ
僕が作ったのは、妻にプロポーズするときに作ったクリスマスカードです。
妻が好きなゲームのキャラが登場する、クリスマスカードを作りました。
イメージしたのは、夜の森を飛ぶサンタのソリです。
カードを開けたら、森とサンタのソリがブワッと飛び出るように仕掛けを考えました。
仕掛けを考える
今回は、深い夜の森を表現するために、森と夜空が浮き上がる仕掛けを考えました。
また、ソリが空中に浮き上がるような仕掛けも合わせて考えました。
最終的にかなり装飾を作りこんではいますが、今振り返ると仕組みは意外とシンプルです。
材料を準備する
飛び出す絵本の基本的な材料は、薄くて丈夫な厚紙です。
また、僕の場合、きれいな色を出すために色紙を使っています。
試作品を作る
まずは、自分が考えた仕組みがうまくいくかどうか確認するため、試作品を作ります。
厚紙を使って、飛び出す絵本のしくみをイメージしたとおりに作ります。
それが出来たら、閉じたり開いたりをくりかえします。
これを作るのに、けっこう苦労します。
しかし、うまくできると、あとは装飾をしていくだけになるので、半分は出来上がった感じになります。
飛び出すパーツをつくる
次に、飛び出すパーツを作っていきます。
僕は、飛び出る壁に登場する人物をペタペタと貼っていく方法で作っています。
キャラクターの絵をまず見て、前面と背面にそれぞれ色紙を切って貼っていきます。
細かい所を作るのに、神経を使うのでとても大変でした。
しかし、ここで手を抜くことなくやっていくことで、完成度が上がっていきます。
土台を切り出して、飛び出すパーツを取り付ける
各パーツが出来たら、土台を切って飛び出すパーツをつけていきます。
この作業はけっこう楽で、しかも思い浮かべたものが出来上がっていくのでとても楽しいです。
地面を作る
飛び出すパーツが出来たら、今度は地面を作ります。
地面といっても、空を飛んでいる状態なので、夜空をイメージして青いホイルの色紙を使いました。
青いホイルで夜空を作る
その他の装飾をつける
今回は、雪を表現するために綿を使いました。
雪は綿で表現
森の木にかぶせたのと、空に降り注ぐ雪をつけています。
夜空の雪は、立体感が出るよう、あえて大きいものと小さいものをつくってつけました。
外側の紙を取り付ける
仕上げとして、外側の紙を取り付けます。
今回は、妻から「紙で作るステンドグラスってかわいいよね」という話を聞いていたので、ステンドグラス風にして作ってみました。
厚紙を切り抜いた裏に、カラーセロハンを貼り付けています。
サプライズの仕掛け
また、サプライズとして用意していたのが、サンタの袋に忍ばせておいたぬいぐるみです。
隠れたぬいぐるみ
フェルト生地で作ったぬいぐるみなのですが、ここに結婚指輪を隠しておきました。
取り出して…
口を開くと指輪が!
これには、妻もかなり喜んでくれました。
指輪ケースとしても、利用することが出来ます。
まとめ
ここまで説明したように、本気で作ってみると飛び出す絵本はかなり楽しめます。
僕は、丸三日全身全霊を作って作り上げました。
本当に大変でしたが、妻も喜んでくれ、いい思い出になりました。
興味がありましたら、是非飛び出す絵本を作ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。