スマートフォンを使われている方、月々の利用料金はどれくらいでしょうか?
docomo、au、softbankの大手3キャリアであれば、平均的に7,000円~8,000円の方が多いのではないかと思います。
この利用料金、けっこう高いと感じますよね。
アプリやネットを頻繁に使うのであれば、それ相応の料金となっていると思います。
しかし、そこまで使うことがないのであれば、安く押さえたい方も多いと思います。
実はこの通信料、工夫次第でかなり安くすることが出来ます。
しかも、僕が紹介する方法であれば、大手キャリアのauが展開している便利なサービスも利用することが出来ます。
今回は、どのようにしてそれを実現するのか説明します。
データ通信は、格安スマホにする
スマートフォンの料金で高額になっているのは、インターネットのデータ通信料です。
例えば、auの基本的なプランのLTEプランでは、通話の基本使用料が月額934円です。
それとセットで発生するLTEフラットというデータ通信料は、月額5700円となっています。
LTEフラットは月々7ギガバイトという通信量まで、通信制限をかけられずに使用できます。
しかし、もし月々のデータ通信が3ギガバイトにも満たないなら、この通信費は抑えていきたいところ。
そこで紹介するのは、高額になっているデータ通信を格安SIMで行うという方法です。
SIMとは、通話やインターネットをするために必要な、スマートフォンに差し込む小さなカードのことです。
オススメなのは、UQモバイルが提供している月額980円のデータ高速プランです。
このデータ高速プランは、音声通話は利用できません。しかし、月々3ギガバイトまで通信制限なしでインターネットを利用できます。
ただし、SIMカードのみの契約なので、別途本体を自分で用意する必要があります。
ちなみに、auの4G LTEのスマートフォンなら、今使っている機種にUQモバイルのSIMを挿せば、そのまま利用することが出来ます。
ただし、SIMロック解除が必要な場合もあるので、事前に確認が必要です。
通常、スマートフォンには自社のSIMカードが入っています。
SIMロック解除とは、たとえばauのスマートフォンであれば、他社のSIMカードを入れても使えるようにする手続きのことです。
さて、データ高速プランではインターネットが出来ますが通話は出来ません。
通話については、サービスが充実した大手3キャリアの契約を残してください。
auのガラホなら5分間のかけ放題、家族割も使える
UQモバイルのデータ高速プランでは通話が出来きません。このため、電話についてはauのガラホを使用します。
ガラホはガラケーの形をしたスマートフォンのようなものです。詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。
→関連記事「ガラホのメリットは?携帯ショップ店員が実際に使ってみてわかったこと」
auのガラホは、「スーパーカケホ」というプランを使うことで、月額1200円で利用できます。
これには、Eメールやインターネット通信をするために必要な、LTE NETという月額300円のオプションは含まれていません。
LTE NETをつけないと、ガラホではEメールやインターネットが出来ません。また、auのメールを使うこともできません。
しかし、もう一つの格安SIMを使ったスマートフォンの方でインターネットをすることが出来ます。
このため、そちらでLINEやGメールなどのフリーメールを使うことが出来ます。
スーパーカケホは、国内なら5分間以内の通話が回数無制限で無料になるプランです。
また、家族がもしauなら、家族間の通話とCメールが無料になります。
Cメールとは別名SMSとも呼ばれているもので、携帯番号を使ってやりとりするメールサービスのことです。
auではこの他にも、ポイントを貯めやすいau Walletクレジットカードや、お得に始められるウォーターサーバーのサービスがあります。
このように、通話はガラホで行い、ネット・アプリは格安SIMのスマホを使うことで、コストを最も抑えることが出来ます。月々トータル2160円で、5分間のかけ放題と月々3ギガバイトのインターネットを利用することができます。
また、auの様々なサービスを利用することも出来ます。
格安スマホ単体よりお得に使える
わざわざ2台持ちしなくても、格安スマホ1台でいいのではないかと思われるかもしれません。
しかし、例えば他の格安スマホのYモバイルの場合、最安プランで2980円で、データ通信は月々1ギガバイトしか使えません。
キャンペーンの時期に契約することで割引があったり、データ容量が2倍になったりすることもあります。
しかし、1~2年でキャンペーンが終了し、通常の料金と容量に戻ってしまいます。
僕の紹介する2台持ちの方法では、このように途中で料金や容量が変わることがありません。
ずっと、月3GBの通信を行うことが出来ます。
保険のオプションや故障時の窓口がない
今回紹介した方法にも、デメリットがあります。それは、本体の保険がつけられないことです。
その為、修理に出す場合実費に費用かかってしまいます。
また、大手3キャリアであれば、携帯ショップが全国にあります。しかし、格安スマホの窓口はかなり少ないです。
そのため、故障時にすぐに相談できるところが少ないのが難点です。
なので、故障したとき用のスペアのスマホを用意するなど、対策を取っておくと良いと思います。
amazonなどのネットショッピングで、「au 白ロム」などで検索すれば、安ければ中古で5000円台のものがあります。白ロムとは、SIMカードが入っておらず、単体では通信が出来ないスマートフォンのことです。
まとめ
ここまで、ガラホと格安SIMを使って、スマホの通信費を節約する方法を紹介しました。
このように、大手キャリアの契約を残してガラホを使いつつ、スマホは格安SIMを使うことでコストを抑えることが出来ます。
どうしても通信費を抑えたい方は、参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。