才能があるより、ない方が人生を楽しめる理由

何かの能力に秀でた、すごい人っていますよね。

楽器を弾く技術が凄かったり、すごい身体能力を持っていたり。

 

物事を巧みになすことが出来る、生まれ持った能力のことを、「才能」といいます。

皆さんは、才能があった方がいいと思いますか?

 

僕は以前、そんな才能がある人達のことが羨ましくて、才能があった方がいいなぁと思っていました。

しかし今は、そのようなことは全く思いません。

 

今まで生きてきた経験上、むしろ才能が無い方が、人生が楽しくなるのでその方がいいと思うようになりました。

今回は、なぜそのように僕が考えるようになったのか、説明したいと思います。

 

才能があるということは、苦労なく何かが出来る状態

才能がある人は何かをするときに、元々備わっている能力のおかげで苦労をしません。

逆に才能がない場合、何かが出来るようになるまで、とても苦労することになります。

 

この「苦労」は、出来るようになるまで長い時間をかければかけるほど、出来るようになってから喜びや楽しさに変わります。

このことを、僕は中学2年から高校3年まで部活動でサッカーをした経験から深く感じるようになりました。

 

サッカー部なのに、俊敏に動けなかった

僕は中学二年生のとき、未経験の状態でサッカー部に入りました。

元々テニス部に所属していたのですが、土日に練習が無いなど、あまり活発な部ではありませんでした。

そこで、もっと活発に活動している部活に入ろうと思い、クラスの友人の勧めでサッカー部に入ったのです。

 

しかし、サッカーは全くの初心者。ボールをまとも蹴ることも出来ない状態でした。

一番困ったのは、試合中体が思うように動かせないということです。

 

人間の動きに比べると、サッカーボールはすごいスピードで動きます。

そのため、サッカーがうまい人は、ボールや人が次にどのように動くか予測します。

その上で、自分の体を動かしていきます。

 

しかし僕の場合、ボールが自分の所に来てようやく「さあどうする」と考えます。

そして、そこから体を動かすというレベルでした。

そのため、目まぐるしく流れる試合についていくことが出来ませんでした。

このような状態が、何年も続きました。

 

頭で試合の流れを予測して、体を思い通りに動かしていく。

僕にはそれが、どうしても出来なかったのです。

 

そのため、周囲のレベルになかなか追い付いていけませんでした。

上手にプレーができず、後輩からも「あんたやる気あるのか」と試合中に怒鳴られることもありました。

 

思い通りにならない自分の体が、とても歯がゆかったです。

 

5年以上サッカーを続け、ようやく体が思い通りに

そんな僕でしたが、中学では2年、高校に入ってから3年、さらに社会人になってもサッカーを続けました。

そして、5年以上の長い時間をかけて、ようやく体が自在に動かせるようになってきました。

 

以前は出来なかった、次の流れを予測して、思ったところに走っていくことが出来るようになりました。

それに、頭でイメージしたようにドリブルをしたり、思うようにシュートを打ったりすることまで出来るようになったのです。

 

何年もずっと出来なかったことが出来るようになったので、今までの辛さがすべて喜びに変わったようでした。

 

このように、最初は出来なかったことでも、長い時間や労力をかけていくと、出来るようになります。

何かが出来るようになれば、それが自信になり、他のこともチャレンジしようという気持ちになります。

 

才能がある人の人生は、イージーモード

苦労の末何かが出来るようになると、他の何者にも変えがたい喜びになります。

しかし、最初から才能にあふれていたら、そのような喜びは得られません。

 

これは、ゲームをするときのことを考えるとわかりやすいです。

 

僕は、小さい頃からゲームをするのが好きでした。

ゲームの面白さも、実は出来ないことが出来るようになることにあります。

 

アクションゲームであれば、クリア出来ないステージをがんばって攻略するのが面白いです。

ロールプレイングゲームであれば、どうしても倒せないボスを、レベルアップして倒すのが面白いです。

 

これを、才能がある状態に当てはめてみます。

アクションゲームであれば、一切障害物のない、ただ前に進んでいるだけでクリアできるステージをプレイするものと考えられます。

ロールプレイングゲームだったら、たとえラスボスであっても一撃で倒せてしまうような感じです。

 

こんなゲームだったら、つまらなすぎて、誰もやらないですよね。

これを人生に置き換えたら、言わば才能のある人生は超イージーモードでゲームをするようなものです。

絶対、面白くないと思います。

 

不可能を可能にするのが、人生の楽しさ

人生の楽しさは、今まで出来なかったことを、出来るようにしていくことにあると思います。

また、同様に今までやったことがないことをやってみるのも、同じように楽しいと思います。

 

僕は音楽を作っていますが、そのときも、常に今まで作ったことのない作品を作るように心がけています。

まだ作ったことのないものであれば、こんな新しい表現が出来たと、喜びが大きくなります。

 

まとめ

ここまで述べてきたように、才能があるより無い方が、出来なかったことが出来るようになって人生が楽しくなってきます。

是非、今までやったことのないことや出来なかったことにチャレンジして、人生の楽しさを味わってみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうごいました。


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