パソコンで作曲をするDTMに興味はあるけど、なかなかやる気が出ない、行動が起こせないと感じることはありませんか?
僕も以前、パソコンにメロディの打ち込みをすることはできても、本格的な曲に仕上げるための行動が移せませんでした。
DTMを始める前は、「作曲は特別な人がやるもの」と思っていて、やる気なんて起きませんでした。
しかし、少しずつ行動をすることによって、「自分にもできる」と思えるようになりました。
そして現在は、DTMで曲作りができるようになりました。
そこで今回は、DTMで曲作りをするやる気が出ない2つの理由と対処法について説明します。
↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。
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理由1:「作曲やDTMは難しい」と思っているから
DTMは、パソコンを使って作曲するものです。
そのため、あなたがもし「作曲って難しい…」と感じていると、なかなかやる気が起きず、行動に移せません。
また、DTMには、様々な機能を使えます。
その一方、できることが非常に多いため、混乱して「難しい」と感じてしまう場合があります。
このように、作曲やDTMに対して「難しい」という気持ちを連想していると、やる気が出ず、行動に移せません。
「難しい」と感じるものは、苦痛を伴います。
人間を含め、あらゆる生物には、「苦痛を避けて、快楽を得る」という本能があります。
このため、作曲やDTMに対して、「難しい」という気持ちを持っている限り、苦痛を連想してしまします。
苦痛を連想してしまった時点で、これを避けようしてしまうのです。
例えば、世の中には、タバコを吸う人と吸わない人がいます。
タバコを吸う人に取っては、これがたまらない快感です。
タバコを吸うことが、快感と結び付いているので、「タバコを吸う」という行動をします。
一方、タバコを吸わない人は、煙のにおいが嫌いだったり、タバコを吸うと様々な病気になることを連想します。
つまり、タバコを吸うことが苦痛に結び付いているため、「タバコを吸う」という行動をしません。
このように、両者の行動は違いますが、実は行動原理は全く同じです。
どちらの場合も、「苦痛を避けて、快楽を得る」ということをしているのです。
しかし、上記のタバコの例のように、人によって行動が変わります。
なぜでしょうか?
それは、タバコに対する考えが、人によって違うからです。
ある人は、「タバコを吸うと超気持ちいい!吸った方が幸せ!!」と思っています。
しかし、ある人は、「タバコを吸ったら気分が悪くなるし、病気にかかりやすくなる。だから吸わない方が幸せ!」と思っています。
全ての人は、このように自分の考え方によって行動します。
そのため、自分の考えが変わらないと、行動を変えられません。
例えば、禁煙したい人がなかなかタバコをやめられないのは、本人の考えが変わっていないからです。
「体に悪いから禁煙しよう」と表面上思っていても、本心では「タバコやっぱ美味しい!」と思っていると、
吸わないことがかえって苦痛なので、どうしてもやめられないのです。
ここで、話をDTMに戻します。
あなたは、作曲やDTMに対し、「難しい」という気持ちを連想していますか?
もしそうでしたら、その考えを変えなければ、なかなかやる気や行動に移すことができません。
ただ、経験や環境によって、人それぞれ難しいと感じる理由が違います。
そのため、一通り作曲やDTMが難しいと感じる理由と対処法を、下記記事に記載しました。
是非、こちらを読んでみてください。
■作曲が難しいと感じる
■DTMが難しいと感じる
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理由2:やる気が出てから、行動しようとしているから
なかなかDTMのやる気持ちになれない場合、「やる気が出たら、やる」と考えていると思います。
普通に考えたら、それはそうだろうと思います。
これは、裏を返せば、「やる気が出るまでやらない」ということになります。
しかし、この考え方はかなり危険です。
行動しないと、やる気は出ない
「やる気が出るまで、やらない」というのは、実は永遠に行動できなくなる可能性が高いです。
なぜなら、行動を起こさずに、やる気を出すことはできないからです。
人間って、行動を起こすことで始めてやる気が出るようになっています。
例えば、部屋の片付け。
最初、面倒で全然やる気は出ないけど、一度やりだすと「ここも、あそこも…」という感じで止まらなくなりますよね。
このように、行動を起こすことでやる気が出ることを「作業興奮」と言います。
そのため、とりあえず小さな行動を起こしてみるといいです。
DTMなら、とりあえず作曲ソフトを買ってみる。
今なら、通販サイトでボタン1つでできます。
有料ソフトに抵抗があるなら、とりあえず無料ソフトをダウンロードしてみる。
もし、DTM環境がすでにあるなら、数秒でもいいからメロディを打ち込んでみる。
ドラムのパターンだけ、ベースだけ、など、部分的に打ち込んでみる。
このように、ほんの少しの行動を起こすだけで、そこからやる気はどんどん出てきます。
僕以前、「本格的なDTM作業は難しそうだし、面倒くさい」という思いがあり、なかなか着手できませんでした。
しかし、あるとき思いきって作曲ソフトを通販で購入しました。
決して安いと言えない価格でした。
そのため、「使わなきゃもったいない!」と思いもあり、そこからDTMをやっていくことができるようになりました。
やる気なんて、そもそも期待しない
「やる気が出るまでやらない」と考えていると、危険な理由はもう1つあります。
それは、やる気はずっと維持することができないからです。
なので、あなたがもし日常的にDTMをやっていきたいなら、やる気に頼ってはいけません。
もちろん、常にやる気にみちあふれることができるならいいです。
しかし、多くの場合、やる気は段々と薄れ、冷静になっていくことが多いです。
極端な話、365日、朝起きてから寝るまで、ずーーっと「うおおーーー!!!やるぞーーー!!!」という気持ちで居続けるのは大変と思います。
そのため、やる気のあるなしに関わらず、「やる」ことを習慣付ける必要があります。
なぜなら私たちは、日々同じ習慣を繰り返して生きているからです。
自分の生活習慣を振り返ってみると、毎日大体同じ時間に起きて、食事をとって、寝ていると思います。
そのため、DTMをすることも、日常に組み込んでいく必要があります。
僕の場合、実家に住んでいた頃、「夕食を食べた後はDTMをやる」ということをしていました。
リビングのテーブルで夕食を食べたら、食器を片付けてノートパソコンを持っていきます。
その姿を見て母は、「また始まった!」といつも言いました。
周りの人にこんな風に言ってもらったら、習慣化が出来はじめている証拠です。
最初は短い時間でもいいです。
「この時間はDTMをやる」「夕食を食べたらパソコンを開く」などと決めておくといいです。
日常の習慣に組み込んで、続けていくことが大事です。
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まとめ
ここまで説明してきたように、あなたがDTMをやる気にならないのには2つの理由が考えられます。
しかし、今回ご紹介した方法を実践すれば、なかなか行動に移せない自分を変えていくことができます。
是非、試してください。
また、僕のサイトでは、パソコン1台でDTM作曲するための方法を紹介した記事を数多く掲載しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。