サビのメロディの作曲・作り方!効果的な盛り上げ方とは?

ボーカル物の曲を作るとき、一般的な曲の構成ではAメロ→Bメロ→サビとなります。

Aメロで歌が始まり、曲調が変わるBメロを経て、盛り上がるサビに繋がる構成です。

それでは、サビの盛り上がりはどのように作曲していけばいいのでしょうか?

 

僕は曲を作り始めたとき、なかなかこのコツをつかめませんでした。

しかし、現在は様々な曲で使われているパターンがあることに気がつきました。

 

そこで今回は、サビの作曲方法や盛り上げるポイントについて説明します。

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サビは一番高い音をつかう

サビは曲の中で一番盛り上がるところです。

この盛り上がりを表現するには、一番シンプルな方法は、「曲の中で一番高い音を使う」ということです。

また、サビではAメロやBメロに比べて、全体的に高めの音を使うといいです

これは、より高い音の方がエネルギーが高っていくからです。

多くのポピュラーソングで使われている方法なので、自分の好きな曲を意識的に聴いてみると参考になります。

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段々盛り上げていく

サビの盛り上がりをより聴きやすく、そして際立たせるためには、歌い始めのAメロから段々と盛り上げていくといいです。

歌いはじめから、いきなりすごく高い音だったら、聴いていてビックリしてしまいますよね。

きちんと聞き手をサビの盛り上がりに向けて引き込んでいくためにも、最初のテンションは低めにしておくのがいいです。

ただ、曲のはじめからサビで始める構成の曲もあります。

しかし、多くの曲では、落ち着いた雰囲気のAメロで始まることが多いです。

 

段々盛り上げていくという方法は、歌とは違いますが演説やスピーチなどでも効果的とされているテクニックです。

一番訴えかけたい主張に至るまで、最初は落ち着いた雰囲気でゆっくり話します。

そして、徐々に口調をあらげていき、最も主張したい部分では激昂するようなテンションで話します。

こうすると、聴き手の感情もどんどん高まっていき、話し手に引き込まれていきます。

 

これと同じように、歌でも最も訴えかけたいサビに向けて、だんだんとテンションを高めていくのです。

そのために、歌いだしのAメロでは、全体の中で低めの音程にしておきます。

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徐々にパート毎の音程差を激しくする

サビに向けてテンションを上げていくには、低い音程から高くしていく他に、音程差を激しくしていくという方法があります。

どういうことかというと、例えばAメロでは音程の移り変わりが緩やかですが、サビに進むにつれて急激な音程変化にするというものです。

 

イメージとしては、海面の揺れを考えると分かりやすいです。

穏やかな海面はあまり上下に動きません。

これに対し、嵐の日などは荒波によって海面が激しく上下します。

歌も同じように、最も盛り上がるサビに向かって、音程の振り幅を激しくしていくといいです。

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まとめ

ここまで説明してきたように、サビを作曲するには以下のポイントを意識するといいです。

 

・サビでは最も高い音程を使い、他のパートより高めの音を使う

・サビに向けて、段々と音程を上げていく

・サビに向けて、段々と音程差を激しくしていく

 

是非、試してください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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