DTMにおけるイコライザー(EQ)の正しい使い方

パソコンで音楽製作をするDTMにおいて、重要な機能としてイコライザーというものがあります。

イコライザーは、略してEQとも呼ばれます。

 

イコライザーは、効果的に使うことで、曲全体のバランスを整えたり、一つ一つの楽器の音を鮮明にしたりすることが出来ます。

 

しかし僕は最初、そのような便利な機能があることすら知りませんでした。

また、いざ使ってみても使い方がよくわからず、闇雲に設定をいじるしか出来ませんでした。

 

しかし現在では、イコライザーの正しい使い方を調べた上で使用することにより、楽曲のクオリティをアップさせることができました。

 

本記事では、イコライザーの効果的な使用方法について説明します。

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

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周波数毎に音量を調整して、音のバランスを取ることができる

イコライザーは「equalize(イコライズ)」という英語から来ています。

equalizeとは「均一にする」という意味です。

イコライザーは一曲の中で不要な音を小さくしたり、必要な音を増幅したりすることが出来ます。これにより、音が均一化され、バランスの取れた楽曲を作ることが出来ます。

 

例えば、曲を仕上げる段階で、ベースなどの低い音だけが大きくなりすぎてしまっている場合があります。

そんなときに、低い音だけ音量を小さくして、全体のバランスを整えることができます。

逆に、高い音の音量だけを上げると、曲全体を明る目の印象にすることができます。

 

均一化は、曲に含まれる音の周波数毎に音量を調節することで実現します。

 

周波数とは、1秒間に何度空気が振動するかを表すものです。これは、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。

60Hzなら1秒間に60回、1kHz(キロヘルツ)なら1秒間に1000回空気が振動していることを表します。この周波数が高いほど、音程は高くなっていきます。

 

僕たちが普段聞いている音や音楽は、低い音や高い音など、いろいろな周波数の音が合成された状態になっています。

 

イコライザーは、そんな複数の周波数が同時に鳴っている音から、特定の周波数の音だけ大きくしたり小さくしたりすることが出来るのです。

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ノイズを除去できる

イコライザーは、音源の中で不要な周波数の音だけカットすることができます。

 

例えば歌を録音した場合、本来録音したい声以外に、不要なノイズが入ってくる場合があります。

ノイズは特定の周波数で固まっていることが多いので、その周波数だけをイコライザーで切り取ることができます。

 

僕は以前、イコライザーの機能を使ってこのようにボーカル録音時に入ってしまうノイズを消していました。

しかし、録音するための機材を良質なものに変えた結果、そもそもノイズが入らなくなりました。

ノイズが入ってしまった場合、イコライザーでそれを除去することもできます。しかし、そもそもノイズが入らないようにするのがベストです。

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周波数毎に楽器を分けて、聞きやすくする

人間の声含め、楽器にはそれぞれ出せる音の周波数の幅が決まっています。

例えば、ベースは低い音を出す楽器なので、低めの周波数の音になっています。

 

人間の声はベースより高めの周波数で、シンバルなどのシャンシャンとした音は高い周波数を持っています。

 

イコライザーを使えば、それぞれの楽器がもつ周波数以外の音をカットすることが出来ます。これによって、各楽器の音がきれいに分離され、聞き取りやすく仕上がります。

実はこの使い方が、イコライザーを使用する上で最も重要と言えます。

 

各楽器の音源をひとつにまとめていく作業を「ミックス」といいます。

ミックスにおいて、不要な音をカットするようにイコライザーを使用する方法は「引き算のミックス」と呼びます。

 

しかし、僕は以前イコライザーを、不要な音をカットするのではなく、好きな音を増幅させる方向に使っていました。

例えば、ギターの音をもっと強調させたいといった感じです。

これは「引き算のミックス」に対し、「足し算のミックス」となります。

 

しかし、足し算のミックスで、ある周波数の音を大きくすると問題が発生します。

それは、余分な音まで大きくなってしまうことです。

 

イコライザーではある周波数の音を大きくした場合、その前後の周波数の音も大きくしてしまいます。

余分な音が大きくなると、各楽器の音はきれいに聴こえにくくなったり、ごちゃごちゃとした感じになったりしまいます。

 

もちろん、強調させたい部分は音を大きくしてもいいです。

しかし、基本的には不要な音をカットするという使い方をした方が、曲をまとめやすくなります。

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音を変化させることができる

楽器が鳴らす音には、例えば「ド」の音を出したとき、その音より高い周波数の音が入っています。

これは、元々の音程の周波数を整数倍したもので、「倍音(ばいおん)」と呼ばれます。

この倍音がどのように含まれているかによって、どんな音になるかを表す音色(おんしょく)が決まってきます。

倍音が含まれている音は、きらびやかな音になります。

 

 

イコライザーを使うと、この倍音の音量を調節することができます。

イコライザーで倍音を大きくすることで、より明るくきらびやかな音にすることができます。

逆に、倍音を抑えていくと、こもった音に聴こえるようになります。

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まとめ

ここまで説明してきたように、イコライザーは曲のバランスを整えたり、音に変化を持たせたりすることができます。

これらのイコライザーの機能を実際に使っていくことで、自分なりのアレンジを加えることができます。

是非、試してみてください。

 

また、僕が使っているCubase(キューベース)という作曲ソフトのイコライザーの使い方について、

下記の記事で詳しく書いています。

こちらも是非、お読みいただければと思います。

「Cubaseにおけるイコライザー(EQ)の詳細な使い方」

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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