曲を作るときって、まず短いメロディを思いつくことから始まることが多いと思います。
ですが、この最初のメロディがなかなか思い付かないんですよね。
いいメロディが思い付く「ひらめき」は、いつどこで起こるかわかりません。
逆にせっかくいいメロディを思いついても、後でどんなメロディであったか、わからなくなってしまうこともあります。
そこで僕は、「いいメロディを思い付いた!」となったときは、そのメロディを口ずさんで録音するようにしています。
今回の記事では、思い付いたら即録音すべき理由や、メリット、注意すべき点について詳しく説明します。
↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。
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人間は日々物事を忘れる
僕たちは日々、学校や仕事などで様々なことに出くわします。
いつも何かを考えたり、思ったり、悩んだり、様々なことを経験して生きています。
そんな毎日の中で脳には大量の情報がインプットされ、常に情報処理が行われています。
日々新しい情報が処理されるため、過去に考えたことはどんどん記憶の奥に追いやられるか、忘れ去られてしまいます。
そのため、せっかく思い付いたいいメロディも、毎日の生活を繰り返す中で、思い出せなくなるか、忘れてしまうのです。
僕も、前にいいメロディが思いついていたのに、後から思い出せなくなって、もったいない気持ちになったことがあります。
そこで、思い付いたメロディをボイスレコーダーやスマホの録音機能を使って、録音しておきます。
そうすることで、自分がそのメロディを忘れてしまっても、録音したメロディを再生すればまた思い出すことが出来ます。
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録音ができれば、楽譜の読み書きは出来なくてもいい
録音以外にも思い付いたメロディを記録する方法として、「楽譜に書く」という方法があります。
紙に書き込むこの方法は、形としてメロディを残すことが出来る、データよりも失くなりにくいといったメリットがあります。
ですが、楽譜の読み書きが出来るようになるためには、音楽の知識やメロディを譜面に起こす技能を身に付ける必要があるため、ある程度の努力が必要です。
しかし、思い付いたメロディを口ずさんで録音するのであれば、特にそのような努力は必要ないので、すぐに行うことが出来ます。
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メロディを録音するときには、なるべく正確に
皆さんは、何かをメモするときに、自分が書いた字なのに、急いで書いてしまったために
後で読めないメモになってしまった経験は無いでしょうか。
あるいは、睡魔が襲ってくるような学校の授業で、眠さのためにまともな字が書けず、あとでまるで何が書いてあるのか自分で分からなくなってしまうことは無いでしょうか。
僕はどちらもあります!(笑)
さて、口ずさんだメロディを録音する場合でも、これと同じようなことが起きます。
といっても、別に急いでいたり、眠かったりするわけではなくても、あとで録音した自分の声を聞いてもどんなメロディなのかわからなくなることがあります。
これには原因があります。それは、自分がしゃべっているときに聞いている自分の声と、自分の口から外に向かって出た声は違うからです。
また、自分が口ずさんでいるときは頭で正しいメロディを思い浮かべているので、多少口ずさんだメロディが間違っていても、音を外していることに気づきにくいです。
一度、自分がカラオケで歌っている声を録音してみてください。
自分は気持ちよく正しい音程で歌っているつもりでも、録音した声を聞くと随分自分が思っていたのと違う、ということがあります。
これを防ぐためには、自分が歌っている声を録音し、どこがどう自分が思い浮かべているメロディと違っているのか認識し、自分で修正していくと良いです。
慣れてくると、正しいメロディで歌うことが出来るようになり、思い付いたメロディを、自分が思った通りに録音することが出来るようになります。
数秒程度の短いメロディから、ポピュラーソングのようにしっかりとした曲に仕上げることができたら楽しいですよね♪
そのような方法については、無料プレゼント中の全15話・6時間21分のDTM講座の、第6回「短いメロディからでも大丈夫!ワンコーラスの作り方」で分かりやすく解説しています。
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まとめ
ここまで説明してきたように、いつひらめくかわからないメロディは、忘れないように録音しておくことが作品作りにおいて重要です。
いつも思い付いたメロディを録音出来るようにしておけば、ひらめいたメロディが沢山残るようになるので、曲作りがしやすくなります。また、録音したデータはアイデアのストックにもなります。
人前でやると、ちょっと恥ずかしいと思いますが、そんなときはちょっとした物陰で、小声で口ずさめば大丈夫です!
少しでもいい曲が出来るように、思い付いたアイデアはどんどん形に残していきましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
