作曲の本を買って、挫折してしまう2つの理由と対処法

作曲をしたいと思って、専門書を買っても、途中で挫折してしまう場合があります。

僕の経験上、それには主に2つの原因があることに気が付きました。

そこで今回は、専門書を買っても挫折してしまう2つの原因と対処法についてお話します。

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音楽理論を難しいと感じてしまう

作曲に関する本の大部分は、音楽理論を元に説明がされています。

音楽理論は、コードと呼ばれる和音についてまとめられているため、別名「コード理論」とも呼ばれます。

「コード」とは、例えば、「ド・ミ・ソ」の音を同時に鳴らす和音のことです。

音楽理論は、コードの作り方や使い方がまとめられたものです。

 

音楽理論は、日常的には使わない専門用語が出てきます。

また、基本知識を理解していないと、そもそも説明の内容が理解できない場合があります。

これによって、「音楽理論は難しい」と感じ、作曲を途中で挫折してしまうことがよくあります。

 

これは、学校の授業で算数や数学の授業についていけなくて嫌になるのに似ています。

算数や数学って、基本的な学習を土台に発展的な内容を学んでいきます。

例えば、算数なら足し算が理解できないと、掛け算が理解できない、

数学なら、掛け算が理解できないと、因数分解が理解できないといった感じです。

 

音楽理論も同じように、基本的なコードの作り方や、記号の意味をしっかり理解していないと、

その先の説明が全く理解できません。

 

しかし、基礎から着実に理解していけば、きちんと内容を理解することができます。

僕自身も、元々音楽理論について全く知りませんでした。

しかし、28歳の時に初めて音楽理論をスクールに入って基礎から学び、ちゃんと理解することができました。

 

「音楽理論は難しい」という思い込みはそれまで僕は持っていましたが、

基礎から学べば難しいものではないと感じました。

 

作曲の専門書では、音楽理論の基礎の説明が省略されているものがけっこう多いです。

なので、基礎から学べる入門書をしっかり選んで購入すれば、途中で挫折してしまう可能性が大幅に減ります。

本屋さんで立ち読みしてみて、「これなら分かりやすいな」と思えるものを選ぶといいです。

また、お金に余裕があれば、僕のように作曲のスクールに通ってみるのもいいです。

先生に教えてもらった方が、分かりやすいし、質問ができるのでより理解が深まります。

 

ただし、僕の経験上、そもそも音楽理論を学ばなくても作曲することはできます。

実際に、僕は最初音楽理論を学ぶこと無く、数十曲の音楽を作ることができました。

そのような、理論よりも感覚を重視して作曲する方法は、無料で提供しているDTM作曲するための全てを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座でお伝えしています。こちらもご活用しただけると、とても嬉しいです!

理論から曲作りをするのが向いていない

また、本を読んでいて、どうもしっくり来ない、楽しいと感じられない場合は、他の方法で作曲してみるといいです。

 

僕がオススメするのは、自分が作ってみたいジャンルの曲を耳で聴いて、作曲ソフトでそれを再現する

「耳コピ」を行うことで、作曲力やセンスを磨く方法です。

僕は、最初はこの方法で作曲ができるようになりました。

そして、より作曲の幅を広めるために、音楽理論を途中から学ぶようになったのです。

 

耳コピに基づくやり方なら、必ずしも理論を学ばなくても、自分のセンスで曲作りをすることができます。

耳コピについては、僕のサイトの「耳コピ編」に詳しく説明をしています。

興味がありましたら、こちらも是非参考にしてみてください。

→「楽曲の製作方法」(「耳コピ編」をご覧ください)

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まとめ

ここまで説明してきたように、作曲の本を買って挫折してしまうのは主に下記2つの原因があります。

・音楽理論を難しいと感じてしまう

・理論から曲作りをするのが向いていない

 

これらに対処するには、音楽理論の基礎から学べる書籍を選ぶか、作曲のスクールに入るのがオススメです。

また、もしあなたが理論から作曲するのが向いていなければ、耳コピに基づく作曲の方法をまとめた、

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最後でお読みいただき、ありがとうございました。

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