DTMでハードロックやメタル系の曲を作るとき、見せ場のギターソロをいい感じに作っていきたいところです。
ただ、最初はどんな風に作っていけばいいか、分かりにくいと思います。
特に、激しいロックの場合、速弾きの演奏が多く、聴き取るのも難しいです。
僕も最初は、どうギターソロを作っていけばいいか分かりませんでした。
しかし、いろんな曲を聴きながら試行錯誤して、効果的な打ち込みができるようになりました。
そこで今回は、ハードロックやメタル系のギターソロの速弾きメロディの打ち込み方について説明します。
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基本的なギターソロの作り方
ロック系の曲は、ギターソロは曲の後半に登場する「大サビ(おおさび)」の手前でよく演奏されます。
ギターソロのメロディは、主に2つの作り方があります。
1つは、1番や2番のボーカルのメロディをアレンジしてメロディを作る方法です。
もう1つは、全く新しいメロディを作る方法です。
1番や2番のメロディをアレンジする方法は、すでに歌ができていればいいので、比較的やりやすいのでオススメです。
詳しくは、下記の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
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徐々に細かいリズムにして、盛り上げる
先ほど説明した、ギターソロの作り方を基本に、ハードロックやメタルで見られる激しめのメロディにしていきます。
ギターの音作りで、強く歪んだサウンドを作って、ハードロックやメタルの雰囲気を出すこともできます。
しかし、やはり肝心のメロディが出来ていなければ意味がありません。
実際のギタリストであっても、メロディを演奏できるテクニックがあるから魅力的になるのと同じです。
ハードロックやメタルでは、速弾きの演奏がよく見られます。
もちろん、それが全てではありませんが、曲を盛り上げる上で速弾きは効果的です。
DTMでは、ギターが演奏できなくても、打ち込みによってそれを再現することができます。
僕が普段意識しているのは、徐々に細かいリズムにして、盛り上げていくということです。
多くの場合、ギターソロが始まっていきなり怒濤のテクニックが披露されることはありません。
まずは落ち着いたメロディから始まって、段々とギターが暴れだすという感じが多いです。
そのため、DTMでも同じように打ち込んでいきます。
具体的には、メロディの打ち込みに使う音符を段々細かいリズムにしていきます。
例えば、ギターソロが進むにつれて、メロディで使う音符を
4分音符→8分音符→16分音符
といった具体に徐々に細かくしていきます。
〇分音符というのは、1小節を〇分割した音の長さを表すものです。
1小節は、4拍子の曲なら、「1,2,3,4」というリズムが1セット入る音楽の基本構成です。
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速弾きのメロディ作りに使えるパターン
入力する音符が16分音符になってくると、実際のギター演奏では速弾きと呼ばれるものになってきます。
この速弾きですが、注意深く聴いていると特徴的なメロディや、同じメロディを繰り返して演奏していることが分かります。
そのため、一定のメロディのパターンがあります。
このようなパターンを取り入れることで、速弾きのメロディが作りやすくなります。
以下、よく見られるパターンについて説明します。
波型
打ち込みの画面で、音符が波打つような形をしているパターンです。
同じ波型を保ったまま、音の高さを少しずつ上げたり、下げたりして変化をつけるといいです。
ジグザグ型
音符がジグザグに、音程の上下を繰り返すパターンです。
これも波型と同じように、同じ形を保ったまま、音の高さを少しずつ上げたり、下げたりして変化をつけるといいです。
坂型
音符が直線的に右上に上がったり、右下に下がったりするパターンです。
メロディの途中で挟むと、ギターソロっぽくなります。
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まとめ
ここまで説明してきたように、基本的なギターソロのメロディの作り方を基本に、徐々に激しいメロディにしていくと効果的な打ち込みができます。
是非、試してください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
