ロックバンドに関する記事を見たり、ロックを作曲したりしていると「リードギター」とか「リズムギター」という言葉を聞くことがあると思います。他にも、「サイドギター」「セカンドギター」と言った言葉を聞くこともあるかと思います。
ただ、最初はどんな意味なのかよく分からないと思います。
僕も、一緒に音楽活動をしていた友人に「この曲のリードギターはもっと目立たせてもいいんじゃない?」など、言われたことがありました。
しかし、最初は「リードって何?誰を率いるの??」くらい、全くよく知りませんでした。
しかし、ロック系の曲を作る中、それらの意味や役割が分かるようになりました。
そこで、今回はロック系の曲を作曲するときに役立つ、リードギターやリズムギターの意味や役割について説明します。
↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。
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リードギターやリズムギターは、役割の呼び方
リードギターやリズムギターと聞くと、何となくそういう種類のギターがあると思われるかもしれません。
しかし、これらは、バンド内のギタリストの役割の呼び方です。
リードギターとリズムギターそれぞれ、同じギタリストでもバンド内での役割が変わってきます。
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リードギターの役割・特徴
まず、リードギターですが、こちらは主にメロディを弾くギタリストです。
リード(Lead)の「主導する」という意味通り、比較的前に出てきて、バンドの中で目立つギタリストです。
リードギターは例えば、ボーカルが歌っていない間奏でメインメロディを演奏したり、オブリガートを演奏したりします。
オブリガートとは、ボーカルと掛け合いをするようなメロディです。
具体的には、ボーカルの歌が途切れている隙間を埋めるように、メインメロディを奏でるような演奏法です。
日本語では、「助奏(じょそう)」と言います。
ボーカルのメインメロディを引き立てるのに、とても重要な役割を担う演奏です。
オブリガートについては、詳しくはこちらの記事で解説しています。
「歌やメインメロディを盛り上げる作曲法・オブリガートとは?」
その他、曲の最後、最も盛り上がるサビの前で、ギターソロを奏でることも多いです。
ギターソロの間は、メインメロディを担当するので、ボーカルと同じくらい目立ちます。
このようなギターを作曲ソフトで打ち込む具体的な方法については、無料のDTM講座の第11回「ギターやその他の楽器で曲を盛り上げよう!(前編)」で詳しくお伝えしています。
こちらも是非、ご活用いただけると嬉しいです!
リズムギターの役割・特徴
リズムギターは、その名の通りリズムに沿って、バッキング(伴奏)中心に演奏します。
別名、サイドギター、セカンドギターとも呼ばれます。
リズムギターはリードギターに比べ、あまり目立たないです。
リードギターの様に変化が大きいメロディではなく、ベースのように一定のリズムで変化の少ないメロディを演奏することが多いです。
そのため、バンドの中でリズム寄りの立ち位置で、リズムを担当するベースに近いポジションと言えます。
リードギターのように目立つことはありませんが、音楽で最も根幹となるリズムの一端を担うため、とても重要な役割です。
このように、リードギターはメロディ、リズムギターはリズムにそれぞれ寄り添った役割があると言えます。
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バンド内のギタリストの人数は様々
そもそも、リードギターやリズムギターという呼び方をするのは、バンド内にギタリストが2人いるときに役割によって呼び分けるためです。
もし、ギタリストが1人だけであれば、1人でリードギターとリズムギターの役割を兼任することもあります。
また、リズムギターが2人でリードギターが居ないというバンドや、そのような編成で演奏する曲もあります。
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DTMなら、とにかく自由に作れる
実際にバンドを組むとなると、ギタリストが複数いるときにこのような役割分担をする場合があります。
しかし、もしパソコンで作曲するDTMですべて曲作りをするなら、自分で自由自在にギターパートを作ることができます。
「この曲は、ギター2人のイメージで」とか、「リードギターが2人の設定にしよう」など、好きに作ることができます。
そもそも、DTMならギタリストがいるわけではないので、人数すら気にしなくてもいいと言えます。
ただ、実際のバンドでリードギターとリズムギターという役割があるのを知っていると、DTMであっても作曲のときにイメージしやすくなります。
そのため、より作曲を効率的に進めることができます。
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まとめ
ここまで説明してきたように、リードギターやリズムギターの役割や特徴を知っておくと、作曲に活かすことができます。
DTMなら、バンド編成も自由自在です。
是非、あなたの思い通りのギターパートを作ってみてください。
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僕自身、専門的な音楽の勉強や楽器演奏の経験の無いところから、社会人になって作曲ができるようになりました。
そのため、一切経験がない方でも安心して見ることができる内容になっています。
作曲に興味をお持ちでしたら、是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。