作曲能力を高めるために、既存の曲を耳コピすることはとても効果的です。詳しくは、別記事の「耳コピのメリットとは?DTMで作曲能力が超上達する理由」をご覧ください。
耳コピでは、曲によってキー(曲全体の音の高さのこと)を変更したり、テンポの速い曲を遅くすると聴き取りやすくなります。
今回は、曲のキーやテンポを簡単に変更できる便利な、おすすめ無料アプリ「Capriccio」(カプリッチョ)の機能と使い方を紹介します。
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ダウンロードページ
「Capriccio」は、iPhone・Andoroid双方で使用できます。まずは、下記のダウンロードページでアプリをインストールしてください。
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キー変更の方法
「キー」とは、曲全体の音の高さのことです。ベースなど、とても低い音の場合メロディがとても聴きにくくなることがあります。そんなときは、1オクターブキーを上げてみましょう。
1オクターブ上の音は、「ド」の音の場合、ド(元の音)・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド(←この音)という感じで、7音上の音です。7音上の音は、ピアノの鍵盤で言うと、黒い鍵盤も含めて12個隣りの音です。鍵盤1つ隣の音は、半音1つの音の高さの違いがあります。このため、Capricioでキーを1オクターブ上げる場合は、「+12」までアップさせて下さい。1オクターブ上げると、ベースの音はかなり聴こえやすくなります。
ちなみに僕は作曲するとき、ときどき逆のことをします。つまり、実際の曲で使うベースの音より1オクターブ高い音で作ってみて、思い通りの音階になっていることを確認してから、1オクターブ下げます。自分で作りたい曲の場合でも、ベースの音は確認しづらい時があるので、1オクターブ上げて確認するのは一つの方法としてオススメです。
また、耳コピとは離れますが、キーの変更機能は歌の練習にも使えます。歌も自分で歌う方にはオススメです。
よくカラオケで、ちょっとこの曲キーが高すぎて歌えないなと感じるとき、キー変更機能を使って曲全体の音程を下げることがありますよね。それとまったく同じように、歌いたい歌の再生時に、自分の歌いやすいキーに変更すれば、歌の練習をするためにも使うことができます。これ、かなり便利なのでオススメです。
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テンポ変更の方法
赤丸のところをタップ
「Capriccio」では上記のように、曲のテンポを変更して、ゆっくりにすることができます。耳コピをするとき、テンポの速い曲や、メロディが複雑になっている所を聴き取りたいとき、曲そのもののテンポを遅くすると聴きやすくなります。
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指定した部分の繰り返し
このアプリでは、曲の一部分を指定して何度も繰り返し再生することができます。耳コピの際、一回ではなかなか聴き取れない部分は、何度も繰り返し再生して確認しましょう。
曲のテンポを落としつつ、反復再生すれば、メロディが耳に焼き付いてしっかり理解できるようになります。
このようなアプリを活用することで、耳コピは上手くできるようになっていきます。
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ぜひ、こちらを活用していただけると嬉しいです(^^♪
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まとめ
ここまで紹介してきたように、耳コピするときに便利なスマホアプリ「Capriccio」の主な機能は下記の通りです。
・曲のキーを変えることが出来る
・曲のテンポを変えることが出来る
・指定した部分を繰り返せる
これらの機能を使いこなせば、耳コピはグッとやりやすくなります。今まで聞き取れなかったメロディや音が、かなり聞き取れるようになると思います。是非、試してください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。