作曲構成とは?曲作りは音楽のパターンで効率的に進めよう!

作曲を始めたばかりだと、一般的なボーカル曲のように、4分~5分ある曲を作るのはけっこう大変ですよね。

これだけの長さのメロディを、闇雲に作るのはかなり厳しいです。

僕は、作曲を始めた頃は、かなりがんばっても30秒程度の長さのメロディしか作れませんでした。

当時はきちんとしたボーカル曲を1曲作り上げるのは、途方もないことだと思っていました。

そこで、既にボーカル曲を作っている友人に教えてもらったり、自分で一般的な曲の構成について調べたりしました。

そして、数多くの曲で使われている、作曲構成を理解しました。

多くのポピュラーソングでは、作曲構成の中で一定のパターンがあります。

現在では、そのパターンを理解することで、4~5分間の曲を効率的に作ることが出来るようになったのです。

この記事を読むことで、5分間におよぶボーカル曲を作るのも難しくないと感じるようになるでしょう。

そこで今回は、ボーカル曲を作る上で大切な、典型的な作曲構成について詳しく解説します。

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

パソコンだけで音楽が作れるようになるための無料動画レッスン(全15回・合計6時間21分)

典型的な作曲構成・パターン

一般的なポップスやロックなどのボーカル曲を作るとき、典型的な作曲構成は以下の形です。

日本の多くのポップス・ロックの曲は、下記の構成で作られています。

この形を意識することで、長い曲を作る際も見通しがつきやすくなります。

♪イントロ

♪(1番)Aメロ→Bメロ→サビ

♪間奏

♪(2番)Aメロ→Bメロ→サビ

♪間奏

♪(3番)Cメロ→サビ

♪アウトロ

以下、それぞれのパートについて詳しく解説します。

イントロ

歌が始まる前の導入部で、曲の前奏にあたります。

物語でいえば、これからストーリーが始まるというところです。

イントロについては、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「イントロを作曲するときに役立つ作り方の4パターンとは?」

Aメロ

歌い出しのところから、曲調の変わるBメロに入る前の部分です。

物語なら、最初の登場人物が現れたところ。落ち着いた雰囲気で歌われます。

Aメロについては、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「Aメロの作曲や作り方!意味や役割を意識するとやりやすい」

Bメロ

Aメロからすこし曲調が変わり、最も盛り上がるサビに向け、徐々に曲が盛り上がっていく部分です。

Aメロで始まったストーリーがどんどん広がっていくイメージです。

登場人物が増えたり、ストーリーが展開したりして、話が面白くなっていく感じです。

Bメロについては、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「Bメロの作り方。サビやAメロとの関係や役割から作曲しよう!」

サビ

曲の中で一番盛り上がる部分です。作曲者が最も訴えたい、表現したいところといえます。

物語でいえば、最も印象的な場面が、音楽でいうサビといえるでしょう。

サビについては、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「サビのメロディの作曲・作り方!効果的な盛り上げ方とは?」

間奏

1番と2番、または2番と3番を繋ぐ伴奏部分です。

間奏については、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「間奏を作曲するための3つのパターンとは?」

2番について

間奏に続く2番では、1番同様にAメロ、Bメロ、サビが続きます。

Cメロ

これまでのメロディとは全く異なるメロディが来ます。

同じ展開が続いていたところに、くさびを打つような感じで「おっ」と

思わせるメロディが入ってくることが多いです。

また、この後に来る3番のサビは、1番・2番のサビより一層の盛り上がりを見せます。

最後の盛り上がりに向け、強くリスナーの心をひっぱる部分です。

ちなみに、Cメロが無い場合もあります。Cメロが無い曲も多く存在します。

Cメロについては、下記の記事で作り方など詳しく書いています。

「Cメロとは?曲の中の役割や特徴・作り方を解説します。」

アウトロ

曲の終わりを表す伴奏部分です。

上記の構成より、AメロとBメロは1番と2番で2回ずつ繰り返されていることがわかります。

また、サビに至っては3番も含め3回繰り返されています。

このことから、1曲全般に渡って異なるメロディが流れているわけではないことがわかります。ある程度、メロディの使い回しが効くわけです。

作曲構成については、全15話・6時間21分の無料DTM講座の、第5回「フルコーラスの構成と作り方」でより分かりやすく解説しています。

ぜひ、こちらを活用していただけると嬉しいです(^^♪

実際のプロの作品でみる作曲構成

それでは、実際のプロの作品での作曲構成をみていきましょう。

今回は、[Alexandoros](アレクサンドロス)という日本の人気ロックバンドの、「ワタリドリ」という作品を例にみていきたいと思います。

この楽曲は明るく爽やかな印象のロックでとても聴きやすく、楽曲の構成も、ほぼ今回紹介したポップスの王道の作曲構成になっています。

以下の公式ミュージックビデオを、まずは一度視聴してみてください。

[ワタリドリ(MV)]

さて、「ワタリドリ」においては、作曲構成は下記のようになっています。

(動画の再生時間、パート名称、歌詞の順で記載)

1番)

0:00~ イントロ

0:21~ Aメロ

 「I wanna fly so high Year, I know my wings are dried

 「翼仰げば」って人々は云う」~

0:35~ Bメロ

 「誰も見てない 気にも留めない それでも飛び続けた

 傷付いた言葉乗せ運びたいから」~

0:49~ サビ

 「追いかけて届くよう 僕等一心に羽ばたいて

 問いかけて嘆いた夜 故郷は一層輝いて」~

1:19~ 間奏

(2番)

1:24~ Aメロ

 「I wanna fly so far away with my guitar

 「一人じゃない」って人々は歌う」~」

1:40~ Bメロ

 「誰も聞いていない 気にも留めない それでも歌い続けた

傷付いたあなたを笑わせたいから」~

1:53~ サビ

 「追い風届けるよ 僕等一心に羽ばたいて

 遠い過去を背負ってた あなたを未来へ運ぶよ」

2:23~ 間奏(ギターソロ)

(3番)

2:36~ Cメロ

 「All this time we come and we grow Now it’s time that we should go」

2:57~ サビ

 「追いかけて届くよう 僕等心に羽ばたいて

 問いかけて嘆いた夜 朝焼け色に染まってく」~

3:28~4:09 アウトロ

いかがでしたでしょうか。上記の様に、人気ロックバンドが作るポップス曲も実際に典型的な作曲構成を基に作られていることがわかります。

1番と2番は、歌詞の違いはありますが、基本的に同じメロディになっています。

サビのメロディも、同じものが1番から3番まで使われていることがわかります。

また、間奏に使われているメロディには多くがイントロと同じメロディが使われています。

そのため、明確に異なるメロディとして作る必要があるのは、下記パートとなります。

1.イントロ

2.Aメロ

3.Bメロ

4.サビ

5.間奏1(1番と2番の間)

6.間奏2(2番と3番の間)

7.Cメロ(無くても良い)

8.アウトロ

僕が作曲を行うときは、上記のパートをいかにして作るかということを考えて行っています。その方が、闇雲に1曲分のメロディを考えるより、はるかに作るのが楽になります。

また、例えばイントロより前にサビを最初に持ってくるなどするだけで、曲の構成に変化を持たせることが可能になります。

そのため最低限、上記8つのパートを考えておけば、あとから順序を変えるだけで曲のバリエーションを考えることが出来るのです。

また、短いメロディからでもフルバージョンの曲を作る秘訣について、全15話・6時間21分の無料DTM講座の、第5回「フルコーラスの構成と作り方」にて余すことなく解説しています。

是非、こちらをご活用していただけると嬉しいです!

まとめ

ここまで紹介してきたように、一般的なポップス曲のメロディを作る場合、今回解説した典型的な作曲構成を基にして作るとスムーズに曲を作ることができます。

今回ご紹介した作曲構成を意識すれば、5分間におよぶボーカル曲を作る場合も、見通しをたてて作ることが出来るようになります。

曲を聴くときや作曲をするとき、是非とも意識してみてください。

僕のサイトではこの記事以外にも、パソコン1台で自由に音楽を作る方法を数多く紹介しています。

ただ、記事数は200を超える量となっています。

そこで、

僕のサイトに載っている知識やテクニックを、順番に見ていくだけで学ぶことができる

DTM作曲に役立つ合計15本・6時間21分を超える動画レッスンを無料でプレゼントしています。

 

5年以上の時間をかけて僕が培った、DTMの作曲ノウハウをすべて説明した、他にはない大ボリュームの動画レッスンとなっています。

僕自身、専門的な音楽の勉強や楽器演奏の経験の無いところから、社会人になって作曲ができるようになりました。

そのため、一切経験がない方でも安心して見ることができる内容になっています。

作曲に興味をお持ちでしたら、是非チェックしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連ページ