パソコンで曲作りをするときに、オーディオインターフェイスを使って、自分で歌を歌ったり楽器を演奏したりして、その音を録音する場合があります。
このとき、気をつけないと、機械で表現できる最大音量を超えて「音割れ」が発生する恐れがあります。
音割れが起きると、ノイズが入ったような汚い音になってしまいます。
作曲ソフトで音割れを防ぐ機能はあります。しかし、それを使っても音割れを防げない場合もあります。
僕は、自分で歌を歌ってそれを録音しているのですが、以前は音割れを起こしてしまうことがありました。
しかし、現在は音割れが起きないように気をつけて録音できるようになりました。
今回は、オーディオインターフェイスを使ってレコーディングをするときに、音割れを避ける方法について説明します。
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オーディオインターフェースで音割れしないようにする
歌を歌ったり、楽器演奏したりした音をパソコンに取り込む際、「オーディオインターフェイス」が必要となります。
これは、アナログ信号である音声をパソコンが理解できるデジタル信号にするものです。
また、逆にデジタル信号を、アナログ音声に変換する役割もあります。
アナログ信号とは、連続的に変化する信号です。
アナログ信号は、生の音に近い情報ですが、パソコンで直接データ処理をすることができません。
このため、パソコンで処理ができる「飛び飛びの」信号であるデジタル信号に、オーディオインターフェイスで変換します。
歌を歌う場合や、アコースティックギターなど、電気を使わない楽器を演奏する場合は、マイクで音を拾ってオーディオインターフェイスに音声信号を送ります。
また、エレキギターやエレクトーンなどの電子楽器では、楽器からケーブルを伝ってオーディオインターフェイスに音声信号が送られます。
オーディオインターフェイスでは、送られてきたアナログ形式の電気信号を、デジタル信号に変換します。
このとき、もしオーディオインターフェイスで表現できる最大音量を超える信号を受け取ると、その時点で音割れが発生します。
作曲ソフトの中には、音割れが発生しないように出来る機能があります。
しかし、これはあくまで作曲ソフトが起動しているパソコン内で、音声が限界以上に増幅されないようにする機能です。
つまり、こちらは「録画後」に音割れする場合の対処法です。
もし、「録音時」に音割れしていた場合、上記の方法では対応できます。
このため、オーディオインターフェイスにおいて、まず音割れが発生しないようにする必要があります。
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入力レベルを調整する
オーディオインターフェイスで音割れが発生しないようにするには、同機器での入力レベルを適切に調整する必要があります。
入力レベルは、入力感度とも言えるもので、これを上げていくと小さな音声でも大きな音として入力されます。
オーディオインターフェイスには、「peak(ピーク)」や「clip(クリップ)」などと書かれたランプが、入力端子に存在する場合があります。
peakは「最大値」、clipは「音割れ」を意味しますが、どちらも音割れが発生したら点等するものです。
こういったランプがあれば、歌を歌ったり楽器演奏をしながら、ランプが点等しない入力レベルに調整すればいいです。
一番大きな音を出すような場面で、ランプが点等していなければOKです。
もし、ランプが無ければ、実際に録音してみて、音割れが発生していないか確認します。
そして、適切な入力レベルを調整します。
入力レベルの調整は、オーディオインターフェイス毎に名前は違うと思いますが、調整ツマミがあると思います。
取扱説明書で、確認してみてください。
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まとめ
ここまで説明してきたように、DTMで録音をする場合、オーディオインターフェイスで音割れしないように気をつける必要があります。
せっかくの歌や、演奏を台無しにしないためにも、きれいな音で録音できるように心がけていきましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。