ポップスを作曲する上で大切な3つのポイントとは?

ポップスを作ろうとしたとき、最初はどんな風に作っていけばいいかよく分からないですよね。

多くの場合、4分から5分程度の長さの曲になりますが、闇雲に曲を作っていくのはとても大変です。

 

僕も、最初はどう作っていけばいいか分からず苦労しました。

しかし、現在は試行錯誤しながら何曲も作るなかで、ポップスを作るコツがわかるようになりました。

 

そこで今回は、4分から5分のボーカル曲を、上手に作るための3つのポイントについて詳しく解説します。

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基本構成を理解する

ポップスは、多くの場合曲全体の基本構成が決まっています。

例えば、ボーカル曲の1番であれば、

イントロ(曲のはじまり)

Aメロ(歌のはじまり)

Bメロ(最も盛り上がる「サビ」への繋ぎ)

サビ(最も曲が盛り上がるパート)

のような構成が一般的です。

このような基本構成を知っておくことで、闇雲にメロディを考えるよりも、ずっと効率的に1曲を作ることができます。

基本構成について詳しくは、下記の記事で詳しく紹介していますので、こちらを是非ご覧下さい。

「曲作りが楽に!ほとんどのボーカル曲に共通するメロディ構成」

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フレーズの繰り返しを意識する

ほとんどのポップスにおいて、イントロやAメロなどのパートをよく聴いていると、一区切りのメロディである「フレーズ」が繰り返されています。

10秒にも満たないフレーズが、まったく同じか、少し変化しながら繰り返されていることが多いです。

このようなフレーズの繰り返しを上手く使うことで、曲全体でずっとメロディを変えていくよりもはるかに効率的に曲を作ることができます。

フレーズをどのように繰り返していくかや、フレーズの作り方については下記の記事で詳しく説明してます。

こちらも是非、ご覧下さい。

「フレーズの繰り返しを意識して、効率的に作曲しよう!」

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バンド構成を意識する

ここまでで紹介したポイントによって、1曲分のメロディはかなり作りやすくなります。

ただ、最終的に曲に仕上げていくには、歌のメロディの他に、ドラムパートやギターやピアノなど、様々な楽器を追加していく「アレンジ」の作業が必要となります。

ポップスには様々な種類の曲があるため、アレンジの方法も数多くあります。特に、アイドルソングなどは明るい派手目のイメージを持たせるため、軽く10を超える非常に数多くの楽器が使われていることが多いです。作曲をはじめたばかりのときに、このようなジャンルの曲やアレンジをしようとすると、楽器数が多すぎてアレンジのハードルがとても高くなります。そのため、はじめは楽器数が少なくても様になるアレンジ方法を選ぶのがいいです。

そこでオススメなのが、ロックなどのバンド構成を意識したアレンジをしてみることです。バンド構成を意識すると、たった4つのパートだけでしっかりとしたアレンジを行うことができます。

 

バンド構成の基本は、以下の4パートです。

ボーカル…歌を歌うパート。メインメロディを担当します。

ギター…メインメロディを盛り上げるサブメロディを演奏したり、和音によって曲を彩るパートです。

ドラム…曲の骨格となるリズムを作る、重要なパートです。

ベース…ギターによく似た楽器でメロディも奏でますが、同時にドラム同様リズムも担当します。曲全体を美しくまとめる役割があります。

 

要はロックバンドの構成なのですが、アイドル系の曲でもロックバンドを基本とした曲は数多く存在します。

また、上記の構成にピアノなどのキーボード楽器を追加したり、ドラムやベースの音を機械的な音が鳴るシンセサイザー系の音に切り替えるなどするだけで、非常に多彩なジャンルの曲を作っていくことができます。つまり、ロックバンドの構成を押さえておけば、どんなジャンルの曲にも応用させることができるのです。これは、上記の4パートのバンド構成に、音楽に必要な基本要素がすべて入っているためです。

この辺りに関して詳しくは、下記の記事で紹介していますので、是非参考にしてみてください。

「作曲で重要な、バンドの構成楽器と「音楽の3要素」とは?」

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まとめ

これらのポイントを頭に入れれば、ポップスがかなり作りやすくなります。

これらを意識して、是非曲作りに取り入れてみてください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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