DTMで有料のソフト音源を購入すべき適切なタイミング

「作曲をはじめたい!」と思って、作曲ソフトを手に入れ、DTMを始めると、気になってしまうのが有料のソフト音源です。

世の中には様々な音源があって、有料商品であれば魅力的なものも多いです。

曲を作るからには、良質な音が出せる音源を購入したくなると思います。

しかし、実際作曲を始めてからどのタイミングで有料音源を買えばいいのか、分からないと感じる方もいると思います。

僕も以前、どのタイミングで有料音源を買うべきなのかよく分かりませんでした。

しかし、これまでの自分の経験や、周りの方の状況を見ながら、適切な有料音源の購入タイミングが分かるようになりました。

そこで今回は、有料音源をいつ買えばいいのか、そのタイミングについて説明します。

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オリジナル作品を何曲か作ってからでも遅くはない

僕はある日、DTMをし始めた方とお会いすることがあり、どんな風に活動をしているのか話を伺いました。

その方からは、有料音源はこれがよかった、作曲ソフトに元々入っている音は使えないものもある、などいろいろ話をしていただきました。

しかし、肝心の曲作りの方は、まだ一度もフルコーラスの曲は作ったことがないとのことでした。

このとき、自分がどうであったかを振り返ると、有料の音源を買うのはかなり曲を作ってからであったと思いました。

僕は、本格的にDTMで作曲をし始めて、2年半で15曲ほどフルコーラスの曲を作りました。

その間は、MIDI(ミディ)と言う譜面作りに集中していたんです。

そして、作曲にかなり慣れてきてから、有料音源でより音にこだわるようになっていきました。

それまでは、無料の音源を使っていて、音の良さに拘る以前にメロディやリズム、曲の構成を練ることの方に意識が行っていました。

実はその間、一緒に音楽活動をしていた友人に、音作りの作業はお願いしていました。

その頃、趣味で音楽CDを作る活動をしていました。

趣味とは言え、CD音源として一般公開しても問題ない音のクオリティにしていく必要があったからです。

彼の方が僕より早くDTMを始めていたので、曲作りはもちろん、音源もかなりつかいこなせていたためです。

おかげで、作曲の作業に集中出来たのですが、友人には本当にお世話になりました。

しかし2年半という長い期間、譜面を作っては音作りの作業をお願いしていたので、「MIDIが出来れば曲が出来ると思っているやつがいる…」と言われてしまったこともありました。

もちろん、音作りも重要な作業なのですが、それ以前にしっかりとした曲が出来ていなければ始まりません。

音源を購入すると、それなりに使いこなすまで時間がかかります。

そのため、まずは曲作りがある程度できるようになってから、有料の音源を購入するといいと思います。

これは、絵を描くときを例に考えると分かりやすいです。

例えば、まだ上手に白黒の線で絵を描けない人がいるとします。

そのような人が、高価な絵の具を買ったり、この絵の具の方が良さそうだなどと考えたりするとします。

しかし、そもそも線画がきちんと描けていないので、色を塗ることや、絵の具の良さに拘っている場合では無いと言えます。

このように、作曲における「譜面を作ること」と「良い音源を使うこと」は、絵を描くことにおける「線画を描くこと」と「良い絵の具を使うこと」に似ています。

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音源を選ぶより、作曲ができることを優先する

僕は割りと慎重派だったのか、本格的に音作りをするまでに2年半かかり、その間に15曲程作りました。

ここまでしなくてもいいかもしれませんが、何曲はフルコーラスできちんと作れるようになってから、音源に拘るようにしても遅くないと思います。

逆に、曲作りがきちんと出来ていない状態で音源を使おうとしてもなかなかうまく使いこなせません。

そのため、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。

ですから、まずはしっかりと曲作りができるようになることを優先するのがいいと思います。

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まとめ

ここまで説明してきたように、有料のものを買うなど、音源に拘る前にしっかりと曲作りができるようにするのが、順番としてはいいと思います。

まずは是非、納得のいく曲を作ってみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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