ハイハットの打ち込み!ペダル/オープン/クローズはどんな音?種類と使い分け

パソコンで作曲をするとき、ドラムパートの中に「ハイハット」の音があると思います。

ハイハットは、リズムを刻むときなどに使うシンバルの一種です。

これには数種類の音があるのですが、どんなものかよくわからないと感じたことはありませんか?

僕も以前、今ひとつよくわからないで打ち込みをしていました。

しかし、詳しく調べていく内、ハイハットには複数の種類の音があることがわかりました。

そして、それぞれ意識的に使い分けることで、より表現の幅が広がりました。

今回は、ドラムセットの中のハイハットについて説明します。

↓記事の内容を、動画でも説明しています。画面中央の再生ボタンを押して、ご覧ください。

 

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

ハイハットとは?

ハイハットは、ドラム奏者が座ったときに、主に左側に配置されているシンバルの一種です(写真の赤丸がハイハットです)。

主に、リズムを刻むときに使われます。

最も低い音が出せるバスドラムと、交互に鳴らされることが多いです。

「ドン、チッ、ドン、チッ、ドン、チッ」というドラムのリズムの、「ドン」の音がバスドラムで、「チッ」という音がハイハットです。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

ハイハットは、2枚で1セット

二枚のシンバルが上下逆さまにセットされている

他のシンバルが一枚であるのに対して、ハイハットは上下二枚で1セットになっているのが特徴です。

下側には足で踏むペダルがついていて、これをグッと踏むと上側のシンバルが下りてきます。

そうすると、二枚のシンバルがくっつく仕組みになっています。

この二枚のシンバルを閉じたり開いたりすることで、出せる音が変わってきます。

以下、代表的なハイハットの音の種類について説明します。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

クローズハイハット

クローズハイハットは、ペダルを踏み、二枚のシンバルが閉じた(=クローズ)状態で、スティック(バチのこと)で叩いたときに出る音です。

パソコンで曲を作るときに使われるデータ形式のMIDIでは、F#1の高さの音に割り当てられています。

ハイハットが閉じている状態なので、ほとんど音が響きません。

「ツツツツ」という感じの、固い音が鳴ります。

落ち着いた音なので、主に曲が盛り上がる前で使われることが多いです。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

オープンハイハット

オープンハイハットは、ペダルを踏まない状態で、二枚のシンバルが開いている(=オープン)ときにスティックで叩いた時に出る音です。

MIDIでは、A#1の高さの音に割り当てられています。

ハイハットが開いた状態なので、音がよく響きます。

「シャンシャンシャン」という感じで、派手な音が鳴ります。

このため、曲が盛り上がっているときに使われることが多いです。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

ペダルハイハット

ペダルハイハットは、足でペダルを踏むことによって、二枚のシンバルが閉じたときに鳴る音です。

MIDIでは、G#1の高さの音に割り当てられています。

シンバルが閉じたときに音がなりますが、同時に響きが押さえられます。

そのため、「シャッシャッシャッ」という感じで、引き締まる感じの音が鳴ります。

ペダルハイハットは、音の激しさとしてはクローズハイハットとオープンハイハットの中間くらいです。

実際に鳴らして聞いてみて、自分が使ってみたいところで試してみるといいと思います。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

曲調や場面によって使い分ける

実際にドラムを演奏する場合、これら三種類の叩き方をどのように使い分けるかのルールは存在しません。

ある程度セオリーはあるかもしれませんが、叩き方はドラマーのセンスに任せられています。

そのため、打ち込みの場合でも同様に、曲調や場面によって自分が使いたい音で選んでいくといいです。

無料:ドラムの打ち込み方法や、バンド曲をパソコン1台で作曲するためのすべてを解説した全15回・合計6時間21分のDTM講座を受け取る

まとめ

ここまで説明してきたように、ハイハットには主に、オープンハイハット・クローズハイハット・ペダルハイハットの三種類の音がMIDIに用意されています。

ハイハットの音1つとっても、これだけ種類があるのは面白いですよね。

これらの違いを意識して使い分けると、楽曲により深みが出てきます。

是非、試してください。

僕のサイトではこの記事以外にも、パソコン1台で自由に音楽を作る方法を数多く紹介しています。

ただ、記事数は200を超える量となっています。

そこで、

僕のサイトに載っている知識やテクニックを、順番に見ていくだけで学ぶことができる

DTM作曲に役立つ合計15本・6時間21分を超える動画レッスンを無料でプレゼントしています。

 

5年以上の時間をかけて僕が培った、DTMの作曲ノウハウをすべて説明した、他にはない大ボリュームの動画レッスンとなっています。

僕自身、専門的な音楽の勉強や楽器演奏の経験の無いところから、社会人になって作曲ができるようになりました。

そのため、一切経験がない方でも安心して見ることができる内容になっています。

作曲に興味をお持ちでしたら、是非チェックしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連ページ